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「ロジックICで創る自作CPU組み立てキット」が3日に発売、実機展示もあり

ロジックICで創る自作CPU組み立てキットTTM8

 汎用ロジックICで8bit CPUを組み立て、CPUの仕組みを学べるという「ロジックICで創る自作CPU組み立てキットTTM8(製品型番 ADTTM8)」がビット・トレード・ワンから3月3日(金)に発売される。

 Shigezoneでは実機展示が始まっている。同店の価格は27,500円(初回入荷は予約分で売り切れ)。

CPUは44個のICで構成、16進数(0~F)を入力するためのキーパッドを装備

 これは、汎用ロジックICを用いて8bit CPUを組み立てる電子工作キット。計算機の内部構造を学習することを目的としている。設計はサークル「みやこ電子工房」。作者は「電子ライダー」氏。

 CPUは44個のICで構成。内部信号を表示する100個以上のLED、16進数(0~F)を入力するためのキーパッドなども備え、CPUの仕組みを学ぶことができるという。

 組み立て説明書、取り扱い説明書などの資料にはWebサイトからアクセス可能。作者が執筆した解説本「TTM8実践解説 汎用ロジックICキットで創る自作CPU」のダイジェスト版も提供される。

 なお、解説本が同梱された「ロジックICで創る自作CPUキットTTM8書籍付き(製品型番 ADTTM8B)」も発売されている。同店の価格は29,500円。

 組み立てる際は、はんだ付けも行う。はんだ付けにかかる時間は5~6時間を想定しているといい「歯ごたえのある電子工作」ができるという。

 本体寸法はW130×D210×H40mm。重量は約410g。電源は5Vで、1A以上のUSB-ACアダプタ、モバイルバッテリーなどが必要。USB-Bケーブルも別途用意する。

[取材協力:Shigezone]