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SupermicroのXeon W-3400/W-2400対応マザー「X13SWA-TF」が入荷

X13SWA-TF

 PCIe 5.0 x16スロットを6基装備したSuper Micro ComputerのIntel Xeon W-3400/W-2400対応マザーボード「X13SWA-TF」の取り扱いがオリオスペックで始まっている。

 店頭価格は189,000円。初回入荷分はすでに売り切れ。

Sapphire Rapids対応のマザーボード

 X13SWA-TFはIntel W790チップセットを搭載したLGA4677マザーボード。Intelのワークステーション向けCPUの新製品「Xeon W-3400/W-2400プロセッサー」(開発コード名「Sapphire Rapids」)を搭載することができる。

 Xeon W-3400/W-2400はLGA4677型のCPUソケットに対応する。Xeon W-3300(開発コード名「Ice Lake」)向けのLGA4189とは型が異なる。

 使用するメモリも両者で異なり、Xeon W-3300がDDR4メモリに対応していたのに対し、Xeon W-3400/W-2400はDDR5メモリに対応。8チャネルのDDR5 RDIMMメモリをサポートし、最大4TBの容量を実現する。また、Intel XMP 3.0(Intel Extreme Memory Profile 3.0)をサポートし、オーバークロックが可能という。

 マザーのフォームファクタはE-ATXで、寸法は330.2×304.8cm。同社の「X13SRA-TF」(CEBフォームファクタ,304.8×266.7cm)より大型だが、多数の拡張カードスロット、メモリスロット、M.2インターフェイスなどが装備されており、PCパーツを多く搭載することができる。

 拡張カードスロットの構成はPCIe 5.0 x16×6。サポートするビデオカードの数は、Xeon W-3400搭載時は6つまで、Xeon W-2400搭載時は3つまでとされている。

 他の主な仕様は、メモリスロットがDIMM×16(DDR5-4800、最大4TB、3DS ECC Registered RDIMM対応)、M.2インターフェイスがPCIe 5.0 x4×4、オンボードデバイスがSATA 6Gbps、HDオーディオ、10GbE、1GbE(IPMIと共有)。

[取材協力:オリオスペック]