NZXTのオーディオ製品群「Relay」が発売、スピーカーやサブウーファーなど計6種類

ツクモパソコン本店IIに設置された「Relay」の展示

　NZXTのPCゲーム向けゲーミングオーディオ製品「Relayシリーズ」が発売された。ラインアップはアクティブスピーカー「Relay Speakers」、アクティブサブウーファー「Relay Subwoofer」、ハイレゾ対応ヘッドセット「Relay Headset」、DACとヘッドセットスタンドのセット品「SwitchMix」の4モデルで、Relay SpeakersとRelay Headsetの本体カラーはホワイトとブラック。Relay Subwooferの本体カラーはブラックのみが用意されている。

　店頭価格はスピーカーが42,570円、サブウーファーが24,090円、ヘッドセットが18,260円、DACとヘッドセットスタンドのセットが22,440円。

コンパクトサイズで迫力のあるサウンドを実現したというスピーカー「Relay Speakers」

　Relay Speakersはアンプ駆動方式Class Dのアクティブスピーカーで、ゲームサウンドを細部まで明瞭に表現できるというのが特徴。表現力に優れる76mmのグラスファイバーウーファーと20mmのシルクドームツイーターを搭載し、豊かで上質な低音と心地良い自然な高音を実現したとしている。

　サイズは幅115.0×奥行き159.9×高さ186.0mm。質量は3kg。MDF材を使用したエンクロージャーは歪みを最小限に抑える設計になっているといい、コンパクトな本体サイズとは思えない迫力があるクリアなサウンドを実現したという。

　ピーク出力は左右合計80Wで、卓上サイズでありながら広い部屋もカバーできる余裕のサウンド出力が可能としている。また、別売りのサブウーファーのRelay Subwooferを追加することで、低域を強化できるとしている。

　上記以外の主なスペックは、再生周波数帯域が70Hz～20kHz、平均出力（ペア）が40W、インターフェースがミニジャック（TRS）入力×1、RCAピンジャック入力×2、RCAピンジャック出力×1、スピーカー端子×4。

　主な付属品はミニプラグケーブル、RCAピンプラグケーブル、スピーカーケーブル、ACアダプター、電源ケーブル。

コンパクトサイズのサブウーファー「Relay Subwoofer」

　Relay Subwooferはアンプ駆動方式Class Dのアクティブサブウーファー。重低音が売りで、165mmの大口径スピーカーユニットが体の芯まで震わせるような重低音を実現し、ピーク時で140Wの大出力が地響きのような重厚な低音を響かせるという。

　スピーカーユニットを下に向けて搭載するダウンファイヤリング方式が採用。これにより、低音が効果的に部屋中に広がるとしている。また、位相とクロスオーバーの調節機能を搭載し、設置する場所や使用しているスピーカーの再生周波数範囲に合わせて、最適な状態に設定できるとしている。

　サイズは幅211.0×奥行き312.5×高さ254.0mmで、アクティブサブウーファーとしては大変コンパクトな本体サイズを実現したとしている。質量は4.9kg。再生周波数帯域は45Hz～150Hz。平均出力は70W。インターフェースはRCAピンジャック入力×1。

　主な付属品はRCAピンプラグケーブル、電源ケーブル。

USB DACとヘッドセットスタンドのセット「SwitchMix」

　SwitchMixは、24bit/96kHz対応のUSB DACとヘッドセットスタンドのセット品。USB DACは音量の調整やミュート、マイクの音量変更などが可能で、DTS Headphone:Xによる7.1サラウンドにも対応している。周波数特性は20Hz～20kHz。重量は280g。

　ヘッドセットスタンドは、スピーカー・ヘッドセット・DACを組み合わせた便利機能が特徴。ヘッドバンドが接触する部分にスイッチが搭載されており、ヘッドセットを掛けるとスピーカーから音が出るようにスイッチが切り替わり、ヘッドセットを持ち上げるとヘッドセット側に音声が出力される機能を備えている。なお、同機能を使用する場合は3.5mmオーディオジャックを備えたスピーカーやヘッドセットが必要。

　スタンドのサイズは長さ158.75×幅233.35×高さ311.15mm、重量は413g。

[取材協力:ツクモパソコン本店IIとTSUKUMO eX.とパソコンショップ アークとパソコン工房 秋葉原本店]