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ピラーレス構造のPCケース「O11D EVO XL」が発売、拡張性が更に向上

「O11D EVO XL」

 「リバーシブル構造」や「ピラーレス構造」を採用したLian Li製PCケース「O11D EVO XL」が発売された。本体カラーの違いでブラック(PC-O11D-EVO-XL-BK)とホワイト(PC-O11D-EVO-XL-WT)の2種類が用意されている。

 店頭価格はいずれも39,980円。複数のショップで実機展示が始まっている。パソコン工房 秋葉原本店はブラック、ホワイト両モデル展示中。

フロントガラスとサイドガラスの間のフレームを外すこともできる“魅せる”ケース

 O11D EVO XLは、E-ATXマザーボードやATX電源を搭載することができるPCケース。寸法はD522×W304×H531.9mm。重量は17.7kg。

 「ノーマル」と「リバース」の2つのモードを備え、多数のコンポーネントを搭載できるというのが特徴。一般的なノーマルモードから左右の配置を反転させたリバースモードへ簡単に組み替えることができるという。

 「リバーシブル構造」とも表現しており、マザーボードと強化ガラス製サイドパネルをシャシーの左右どちらにも配置できるとしている。

 フロントガラスとサイドガラスの間のフレームを外すことで「ピラーレス構造」に変更できるというのも特徴。構造に影響を与えることなく内部コンポーネントを可視化させ、外観を美しく昇華させることが可能としている。

 対応マザーボードタイプはE-ATX(幅280mm以下)、ATX、microATX、Mini-ITX。搭載可能ストレージ数は側面が2.5インチSSD×3、ドライブケージが2.5インチSSDまたは3.5インチHDD×4。搭載可能ラジエーターサイズ(上面、側面、底面)は360mm、420mm、240mm、280mm。

 拡張スロット数は8。対応電源タイプはATX(奥行220mmまで)。拡張カードスペース制限は長さ460mmまで。CPUクーラー制限は高さ167mmまで。ダストフィルター数は上面×1、側面×2、底面×1。

[取材協力:TSUKUMO eX.ツクモパソコン本店パソコンショップ アークオリオスペックパソコン工房 秋葉原本店]