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GIGABYTEの「Z790 AORUS MASTER X」が登場、未発売の第14世代Coreにも対応

「Z790 AORUS MASTER X」

 Intel Z790チップセットを搭載したGIGABYTE製マザーボード「Z790 AORUS MASTER X」が23日(土)に発売される。

 店頭価格は100,800円。なお、GIGABYTEはZ790 AORUS MASTER Xを購入した人にAORUS DDR5メモリ 16GB×2枚をプレゼントするキャンペーンを実施中。

ゲーミング向けのハイエンドE-ATXマザーボード、Wi-Fi 7や10GbE LANを搭載

 Z790 AORUS MASTER Xは、Intel Z790チップセットを搭載したE-ATXフォームファクターのマザーボード。LGA1700型ソケットを装備し、第13世代、第12世代のIntel Core、Pentium Gold、Celeronプロセッサーを搭載することができる。さらに現時点で未発売の第14世代Coreプロセッサーへの対応もうたわれており、同社は「ゲーミング向け AORUS 上位 E-ATX マザーボード」と位置付けている。

 「ダイレクト駆動 20+1+2 デジタル電源フェーズ設計」が採用されている。マルチコアCPUの性能をフルに引き出すための20の「VCOREフェーズ」、CPU内蔵GPU用の1つの「VCCGTフェーズ」、CPU内蔵PCIe&メモリ・コントローラ用の2つの「VCCAUXフェーズ」という構成で、高度なオーバークロック時でも安定したハイパワーを供給するとしている。

 放熱関連の機能は「Fins-Array ヒートシンク」「M.2 Thermal Guard XL」など。「強力な放熱力」という放熱口付の一体型I/Oバックパネルも装備し、「最大7°C低温度化」とアピールしている。

 上記のほか、部品の取り付けを容易にする「EZ-Latch 機構」、マザーボード上のRGB照明を消灯することができる「RGB スイッチ」、従来の約10倍強度を有するPCIe 5.0 x16スロット「PCIe UD Slot X」などを装備するとのこと。

 メモリスロットはDDR5 DIMM×4。拡張スロットはPCIe 5.0 x16×1、PCIe 3.0 x16(running at x4)×1、PCIe 3.0 x16(running at x1)×1。

 無線機能はWi-Fi 7、Bluetooth 5.3。Wi-Fi 7のコントローラーは、PCB rev. 1.0ではQualcomm製を、PCB rev. 1.1ではMediaTek製を、PCB rev. 1.2ではIntel製を、それぞれ採用しているとのこと。

 なお、Wi-Fi 7ルーターについてはティーピーリンクジャパンが「Deco BE85」を9月に発売したが、発売時点では日本国内で320MHzと240MHzの帯域幅は使用できないとされている。

 バックパネルコネクタはSMA(アンテナ)×2、DisplayPort×1、USB 3.2 Gen 1 Type-C×1、USB 3.2 Gen 2x2 Type-C×2、USB 3.2 Gen 2 Type-A×7、USB 3.2 Gen 1×4、10GbE LAN(RJ-45)×1、S/PDIF出力×1、オーディオ×2。

[取材協力:TSUKUMO eX.ツクモパソコン本店パソコン工房 秋葉原本店パソコンショップ アーク]