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RazerのAndroidゲーム機「Razer Edge」が27日発売、実機展示スタート

Razer Edge Gaming Tablet Wi-Fiモデル

 携帯型ゲーム端末「Razer Edge Gaming Tablet Wi-Fiモデル(Kishi V2 Pro Controller Bundle)」(以下「Razer Edge Wi-Fi」と記述)と伸縮式ブリッジを装備したスマートフォン用コントローラー「Razer Kishi V2 Pro for Android」の2製品が10月27日(金)に発売。

 店頭価格は前者が89,880円前後、後者が20,990円。TSUKUMO eX.ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館には実機サンプルが入荷しているほか、TSUKUMO eX.ではRazer Edge Wi-Fiの購入者にRazerオリジナルクッションをプレゼント中。

Snapdragon G3x Gen 1を搭載した6.8インチAndroid端末、伸縮式のコントローラー付属

 Razer Edge Wi-Fiは、6.8インチのAMOLEDタッチスクリーン(2,400×1,080、144Hz)、Qualcomm Snapdragon G3x Gen 1、Android OSを搭載した携帯型ゲーム端末。

 タッチスクリーンでゲームでの操作を行ったり、付属コントローラーのRazer Kishi V2 Proを用いて、FPSやアクションなどの様々なジャンルのゲームを楽しむことができるとしている。コントローラーではプログラム可能なマクロ、Razer HyperSenseハプティクスを使うことができるとのこと。

 コントローラー含むサイズ(L×W×H)は約260×85×33.9mm。コントローラーを取り付けた場合の重量は約401g。タブレットのみのサイズ(L×W×H)は約168×85×11mm、重量は約264g。

 「携帯性に優れた軽量設計」で、スマートフォンのようにポケットに入れて持ち運ぶことができ、長時間でも快適にプレイできるという。また、Snapdragon G3x Gen 1やアクティブ冷却機能を搭載し、高フレームレートでの長時間のゲームプレイを実現するとしている。

 対応ソフトウェアはRazer Synapse、Razer Nexus。Razer NexusはAndroidゲーミングのダッシュボードで、ゲームプレイ動画のキャプチャ、ライブ配信なども可能という。

 無線機能はWi-Fi 6E、Bluetooth 5.2。インターフェイスはUSB Type-C、3.5mmヘッドフォンジャック(コントローラー経由)。

 メモリは6GB LPDDR5。ストレージ容量は128GB(UFS 3.1)。microSDカード(最大2TB)をサポートする。バッテリー容量は5,000mAh。デジタルマイク(2個)、2ウェイスピーカー、前面カメラ(5MP)も搭載する。バックライトは非搭載。

 Razer Kishi V2 Pro for Androidは振動機能のHyperSenseハプティクスを搭載するモバイルコントローラー。リアルな触覚振動によりゲーム内のアクションを体感できるという。アナログトリガー、プログラム可能なマルチファンクションボタンなども搭載し、高精度でのプレイが可能としている。

 端末には伸縮式ブリッジで取り付ける。一般的なAndroidスマートフォンにぴったりとフィットするという。また、端末とはUSBで接続し、パススルー充電によりゲームをしながらスマートフォンを充電できるとしている。3.5mmオーディオ端子も装備する。

 コントローラーにタッチスクリーンコントロールを割り当てる仮想コントローラーモードも搭載。このモードにより、多くのモバイルゲームをコントローラーに対応させることができるとしている。

 概算サイズは92.2×180.7×33.9mm。重量は約138g。システム要件はAndroid 10以降。

[取材協力:TSUKUMO eX.ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館]