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ASUSTORのエントリーNAS「DRIVESTOR」がアップデート、CPU性能が向上

「DRIVESTOR」シリーズ

 ASUSTORのNASキット3製品「DRIVESTOR 2 Lite」「DRIVESTOR 2 Pro Gen2」「DRIVESTOR 4 Pro Gen2」の取り扱いをアユートが開始した。

 店頭価格は順に25,900円、46,900円、57,900円。

従来品と比較してCPU性能が大幅に向上したというNASキット

 これらは、Realtek製SoCのRTD1619Bを搭載したNASキット。別途用意したHDDを組み込むことで、LANなどのネットワークを通してアクセスする記憶装置のNAS(Network Attached Storage)として使えるようになる。

 RTD1619Bの仕様はクアッドコア、周波数1.7GHzで、従来のDRIVESTORシリーズに搭載されていたRTD1296(クアッドコア、1.4GHz)から性能が大幅に向上しているという。

DRIVESTOR 2 Lite

 リアルタイムでの10ビット4K H.265メディアのトランスコーディングに対応し、アプリ「LooksGood」を使ってNASに保存した動画をストリーミング再生できるとしている。また、スナップショット機能を備えるファイルシステム「Btrfs」をサポートし、誤ってデータを消去、変更してもデータを復元できるとのこと。

 DRIVESTOR 2 Liteは2つのドライブベイと1つのGigabit Ethernetポートを装備したNASキットで、「高いコストパフォーマンスを実現する入門モデル」と訴求している。スライドして取り外すことができるというケースを採用し、HDDの交換も工具無しで容易にできるという。対応ドライブは3.5インチSATA HDD。

DRIVESTOR 2 Pro Gen2

 寸法は高さ165×幅102×奥行218mm。重量は1.14kg。65Wの電源ユニット・アダプターを使用する。搭載メモリは1GB DDR4。USB 3.2 Gen1ポート×1、USB 2.0ポート×1も装備する。

 DRIVESTOR 2 Pro Gen2とDRIVESTOR 4 Pro Gen2は2.5GbEポートを1つ装備したNASキット。ドライブベイ数は前者が2、後者が4で、HDDの交換は工具無しで簡単にできるという。対応ドライブは3.5インチSATA HDD、2.5インチSATA HDD、2.5インチSATA SSD。

DRIVESTOR 4 Pro Gen2

 寸法(高さ×幅×奥行)、重量はDRIVESTOR 2 Pro Gen2が170×114×230mm、1.6kg、DRIVESTOR 4 Pro Gen2が170×174×230mm、2.2kg。DRIVESTOR 2 Pro Gen2は65Wの電源ユニット・アダプターを、DRIVESTOR 4 Pro Gen2は90Wの電源ユニット・アダプターを、それぞれ使用する。搭載メモリは2GB DDR4。USB 3.2 Gen1ポート×3も装備する。

[取材協力:パソコンショップ アークTSUKUMO eX.]