ニュース
発売前ゲーミングモニターやノートPCのAI向け性能をアピール、GIGABYTEが新製品展示会を開催
2024年3月25日 00:00
秋葉原のLIFORK AKIHABARA II 1Fにて、「GIGABYTE新製品展示会」が23日・24日に開催。
会場では日本未発売のゲーミングモニターをはじめ、AI向け機能をアピールするノートPCや、PCパーツなどが展示されました。イベントでは製品展示のほか、NVIDIAとIntelの担当者を招いてのプレゼンテーションなど、最新製品のアピールが行われました。
QD-OLEDパネル採用の日本未発売ゲーミングモニターを展示SS IPSパネル採用の白いゲーミングモニターも
今回の目玉製品は、QD-OLEDパネルを採用した日本未発売のゲーミングモニター「FO27Q3」と「FO32U2P」。
いずれもパネルの焼き付き防止機能を搭載しており、4時間以上使用した場合、モニターが電源オフ・スタンバイになった際に自動で起動するパネルリフレッシュ機能の「Pixel Clean」や、数分おきに目にわからない程度に画面のピクセルをずらす「Pixel Shift」、ロゴやタスクバー部分の輝度を下げ、焼き付きを抑える「Sub-logo Dim」などを備えています。
また、画面底面に用意されたタクティカルスイッチも特徴の一つで、解像度と表示サイズの切り替えやクロスヘアの表示、音声ミュートなど複数のカスタマイズが可能なスイッチとなっています。
このほか、FO32U2PはDisplayPort 2.1(UHBR20)を搭載しており、対応するビデオカードと使用することで、デイジーチェーン接続をサポートしています。
FO27Q3は、最大リフレッシュレート360Hz、応答速度0.03ms(GTG)のパネルを搭載した26.5インチのモデル。解像度は2,560×1,440ドット。
FO32U2Pは、最大リフレッシュレート240Hz、応答速度0.03ms(GTG)のパネルを搭載した31.5インチのモデル。解像度は3,840×2,160ドット。
QD-OLED搭載の2モデルのほか、白色筐体のゲーミングモニター「M32U ICE」も展示。32インチのSS IPSパネルを採用したモデルで、解像度は3,840×2,160ドット。リフレッシュレートは最大144Hz、応答速度は1ms(MPRT)。なお、GIGABYTEの担当者によると、こちらの製品についてはテストショットで作られたものとのことで、発売などは検討中となっていました。
独自開発のAI Nexus機能を備えたゲーミングノートPCを展示AIによる画像生成も実演披露
会場ではAI機能を搭載したノートPCもアピール。ユーティリティソフトの「GIGABYTE CONTROL CENTER」に搭載されたAI関連の機能が紹介されました。
AIを活用した「AI Nexus」は、AIを活用してバッテリー寿命やパフォーマンスを向上させるもので、機能やメリットが解説されていました。
注目機能として紹介された「AI Generator」も興味深い機能。AIにあまり詳しくないユーザーにもAI性能を試してもらえるように、画像生成AIの「Stable Diffusion」がGIGABYTE CONTROL CENTER上から実行できるようになっています。利用に関しては無料とのこと。
なお、これらの機能については2024年発売のAORUS 17X・AORUS 17・AORUS 16X・AORUS 15に搭載されているそうです。
GIGABYTEのノートPCにも採用されている最新世代のCPU・GPUに関しては、NVIDIAとIntelの担当者からそれぞれポイントが開設されました。
各セッションともに、プレゼンテーション中は会場に多くのユーザーが訪れ、賑わっていました。