ニュース

未発表の水冷ノートPC展示や豪華景品で盛況だったNVIDIAイベント「GeForce Day」が秋葉原で開催

 4月13日(土)、秋葉原e-sports SQUARE AKIHABARAにて、ユーザー向けイベント「GeForce Day」が開催。

 NVIDIAによる解説セッションや各社のGeForce RTX 40シリーズLaptop GPU搭載のノートPCの展示、豪華な景品も用意され、会場は超満員の盛況となった。本稿ではそんな同イベントの模様をお伝えしよう。

景品のGeForce RTX 4070 SUPER Founders Edition
会場は超満員の盛況ぶり
NVIDIAが秋葉原でイベントを行うのは久々

ゲームからクリエイティブまでこなせるGeForce RTX 40シリーズLaptop GPU搭載ノートPC

 プレゼンセッションではNVIDIA 澤井理紀氏、RTXデモセッションには同氏とeスポーツタレント 堀内華央理さんの両氏が登壇。

 澤井氏は、AIを活用した「DLSS」によって描画負荷の高いゲームでもパフォーマンスを大幅に引き上げられ、競技性の高いゲームでも優位に立てる低遅延技術「Reflex」も備えたGeForce RTX 40シリーズGPUを「究極のゲーミングプラットフォーム」として紹介。

eスポーツタレント 堀内華央理さん(左)、NVIDIA 澤井理紀氏(右)
GeForce RTX 40シリーズ
DLSSの効果
NVIDIA Reflex

 同氏は、ゲーム用途だけでなくAI機能を始めとした、スタジオとして機能する高度なクリエイター向けプラットフォームとしての側面も紹介。

 RTコアによる高速な3DレンダリングやAV1コーデックのエンコード支援などに加えて、映像編集ソフト「DaVinci Resolve Studio」でTensorコアを活用し、AIによる物体認識で簡単な操作でオブジェクトマスクトラッキングを行える様子などが披露された。

.
簡単に風景画を生成できるNVIDIA Canvasデモ。左が堀内さん画で右が生成結果

 澤井氏は、GeForce RTX 40シリーズLaptop GPUを搭載したノートPCは、最高のゲーミング性能と快適なクリエイティブ作業を実現するプラットフォームになっているとアピールした。

NVIDIAではクリエイター向けの支援プラットフォームとして「NVIDIA Studio」を展開しており、会場にも基準をクリアした「GeForce RTX Studio」バッジを備えたノートPCが展示されていた

未発表ノートPCの参考展示も

 イベント会場には、Acer/ASUS/GALLERIA(サードウェーブ)/GIGABYTE/MSIの各社GeForce RTX 40シリーズLaptop GPU搭載ノートPCが展示。

 マウスコンピューターからは、未発表の水冷機構を備えたGeForce RTX 4080 Laptop GPU搭載ノート「G-Tune H6-I9G80BK-B」が展示。水冷ポンプ/ラジエーターを内蔵した外部ユニットとチューブで接続する仕組みとなっていた。

G-Tune H6-I9G80BK-B
PC本体と水冷ユニットはチューブで接続
同じく未発表の「G-Tune E5-I9G70BK-A」参考展示も

 Acerも近日発売予定という国内未発売GeForce RTX 40シリーズLaptop GPU搭載ノートPCを多数展示。

Predator Helios 16(PH16-72)
Predator Helios Neo 16(PHN16-72-N76Y47)
Nitro V15(ANV15-51-N76Y46/4)

 上記の未発表製品のみならず、GeForce RTX 4090 Laptop GPU搭載のハイエンドからGeForce RTX 4060 Laptop GPU搭載モデルまで、幅広いGeForce RTX 40シリーズLaptop GPU搭載ノートPCが展示されていた。

ASUSノートPC
Mini LEDパネルやGeForce RTX 4090 Laptop GPU搭載のハイエンドモデル「ROG STRIX Scar 18 G834JYR-I9R409032G」
GALLERIAノートPC
GeForce RTX 4090 Laptop GPU搭載のハイエンドモデル「GALLERIA UL9C-R49-7」
GIGABYTEノートPC
動作安定性を重視した設計というGeForce RTX 4080 Laptop GPU搭載の「AORUS 17X AXF-B4JP664JP」
MSIノートPC
GeForce RTX 4080 Laptop GPU搭載ながらスリムな筐体の「Vector 16 HX A13V」