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実は珍しい?スロットの色が黒い初代ファミコン本体

スロットの色が黒いファミリーコンピュータ(写真は本体から基板を取り出した状態)

 ゲームカートリッジを差し込むスロットの色が黒いファミリーコンピュータ(以下、ファミコン)本体が、家電のケンちゃんに入荷。ジャンク品で価格は22,800円と高価ですが、すでに売り切れています。

スロット部分
基板裏面

 ファミコン本体は、コントローラーのA・Bボタンが「四角ボタン」から「丸ボタン」に変わったり、本体正面にある「FAMILYCOMPUTER」のラベル左端にロゴマークが入るなど、製造時期によって微妙に違いがありますが、スロットの色は基本的には青色です。

 今回の本体は、過去に大量入荷したジャンク品の中にあった1台で、「はんだ付けされた部分は当時のままで、修理品ではないと思われる」(同店スタッフ原田氏)とか。また、原田氏がX(旧Twitter)上で、今回の本体を公開したところ、何名かの方から所有報告があがっていたので、ある時期に一定数製造された本体である可能性が高そうです。

黒いスロットの本体裏面
価格(ジャンク品で保証無し)

 なお、今回の本体はコントローラーが丸ボタンタイプで、前面ラベルにロゴマークはありません。

青いスロットの本体(写真左)との比較
よく見ないとわからないが、青いスロットも時期によって微妙につくりが違う

 レトロゲームの収集を趣味にしている人以外で、ファミコン本体のスロットの色を憶えている方がどれだけいるか分かりませんが、一種のコレクターズアイテムと言えそうなので、当時購入したファミコン本体を今でも持っている方は確認してみてはどうでしょう。