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FLYDIGIの人気ゲームパッドの後継モデル「VADER 4 PRO」が発売

「VADER4 PRO」

 ドリフト現象が発生しにくいスティックを採用したというFLYDIGIのゲームコントローラー「VADER 4 PRO」が発売された。

 店頭価格は8,980円。

スティックとトリガーにホールエフェクトセンサーを採用したゲームパッド

 VADER 4 PROは、FLYDIGIのハイエンドゲームコントローラーで「VADER3 PRO」の後継機種とされたもの。ABXYのボタン配置はXboxに準拠したといい、また、CボタンとZボタンにより、6ボタンコントローラーとして運用可能としている。

 左右のアナログスティックにはホールエフェクトセンサースティックを採用したといい、特徴として、応答性が高く正確な動作と強力なセンタリング、ドリフト現象が発生しにくいこと、デッドゾーン(スティックの遊び幅)が少ないことを挙げている。

 スティックに関しては、摩耗を低減するPOMリングも特徴としている。また、スティック周囲のダイヤルを回すことにより、40gfから100gfの間でスティックのテンション調整が可能という。

 LT/RTトリガーには摩耗が少ないホールゲーミングインパルストリガーを、LB/RBボタンにはマイクロスイッチトリガーを、それぞれ採用したという。また、背面のスイッチにより9mmのリニア(フカフカ)、0.3mmのタクタイル(カチカチ)に切り替え可能というLT/RTトリガーストップ機能を搭載する。

 トリガーとグリップに振動機能を搭載したことにより、没入感のあるゲーム体験を実現するとしている。加速度センサー、6軸ジャイロセンサーも搭載する。

 十字キー部分にはFLYDIGI自社開発による8方向ハイブリッドDパッドを採用したという。また、4つの背面ボタンを搭載する。

 Flysyncテクノロジーも特徴として挙げており、「1msの超低遅延」などと謳っている。ポーリングレートは1000Hz(無線・有線)。

 最新ソフトウェア「FLYDIGI PC SPACE 3.4」により振動の強度、キー設定、スティック感度、ジャイロ、RGBライティング、トリガーのストロークやマクロの設定の他、ポーリングレートやサンプリングレート、デッドゾーンの調整が可能としている。

 Nintendo Switchで使用する際は、HOMEボタン押下によるスリープ解除の動作も可能としている。ただし、Nintendo Switchに対応するが、モーションIRカメラ、NFC、連射機能機能は搭載しないとしている。また、Nintendo Switchの各種ボタン設定のカスタマイズにはWindows PCが必要とのこと。

 サイズは幅155×長さ105×高さ65mm。重量は280g。接続方法は、PCが有線、2.4GHz Wireless USBドングル、Bluetooth 5.0(Xinputのみ)、Nintendo SwitchがBluetooth 5.0。ケーブル長は2m(USB Type-C充電用ケーブル)。バッテリー持続時間は約15時間。対応プラットフォームはNintendo Switch、PC(Windows 10以上)、Android 10以上、iOS 13.4以上。

 内容物は本体、USBドングル、USB Type-Cケーブル。

[取材協力:ツクモパソコン本店TSUKUMO eX.]