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自作PCをより楽しむために、ユーザー参加型イベント「2024秋 自作パソコンユーザーミーティング」をモリケン氏が開催
2024年11月6日 07:05
自作PC業界では有名人のモリケン氏が主催のイベント「2024秋 自作パソコンユーザーミーティング」が10月下旬に開催されました。少し時間は空いてしまいましたが、イベントを見学してきたので、その模様を簡単にお届けします。
個人開催のイベントですが、機材貸し出しにはAMD、ARCTIC、ASRock、ASUS、BIOSTAR、GIABYTE、MSI、PCCOOLER(CPS)、SilverStone、サイズ、湘南通商、センチュリーマイクロ、長尾製作所といった多数のメーカーが協力。会場はアークが1Fに入居する通運会館の2Fで行われ、50名ほどのユーザーが参加して賑わっていました。
自作PCユーザーの交流の場を作るために、モリケン氏主宰のユーザー参加型イベント
イベントは、主催のモリケン氏による開催意図の解説からスタート。
自作PCユーザーの交流の場を作ること、自作PCパーツに関しての知識をより深めてもらうこと、PCカスタムの楽しさを知ってもらうこと、PCパーツを実際に触って知識を深めてもらうことの4点を主題に、自作PCユーザーによりPCを楽しんでもらうためのイベントであることが語られました。
チームに分かれてお題に合わせたPC構成を検討するグループディスカッション
イベントの前半は、グループ毎にわかれてお題に合ったPC構成を考えるグループディスカッションを実施。PC構成を考えるのと合わせて自己紹介などのタイミングにもなっていましたが、同じ趣味を持っている者同士だけあって打ち解けるのも早い印象でした。
お題に対してPCの構成をグループディスカッションで決めるのは、「インテルPCマイスター認定講座」で行われているカリキュラムを模したもの。今回は予算の制約がそれなりにありターゲットユーザーもしっかりしたお題と、ある意味制約なしの無差別級のPC構成を考えるお題の2案が実施され、後者の構成発表の時は、とてつもない夢のPC構成に会場が笑いに包まれたりもしていました。
様々なメーカーのPCパーツに触れてもらう組み立て体験
イベントの後半はPCパーツに触れて楽しんでもらうセッションを実施。グループ毎にPCパーツ一式が渡されて、PCが起動するまでが体験できました。
PCパーツはメーカーごとに特徴が違ったりしますが、普段は買わないと触れる機会がないので、自分が購入したことがあるメーカー以外のことはわからなかったりします。より多くのメーカーの製品に触れて、各メーカーの良さを知ってもらう狙いがあり、定番品からちょっと珍しいパーツまで幅広く用意されていました。
参加者の中には初心者のユーザーもいて、PC組み立て講習会的な面もカバーできているのはなかなか良いと思いました。友達にPCに興味はあるけど組んだことはないといった人がいれば、ぜひさそって参加してもらいたいです。
MOD PC製作者のじーま氏からPCケースのカスタムに関しての解説も
この日は一般参加者としても来場していたGreyGhostCCCのじーま氏から、PCケースのカスタムに関してのプレゼンテーションも行われました。
PCケース塗装の基礎知識や、塗装よりも手軽な方法でケースカスタムを楽しむ方法、PCケースをカスタムして楽しむ意味とはといったちょっと哲学的な話まで、より自作PCを楽しむための内容が語られました。
イベントの最後にはじゃんけん大会を実施、会場にはユーザー持ち込みの自慢のPCパーツも展示
イベントの最後にはじゃんけん大会も行われ、メーカーノベルティグッズなどがプレゼントされていました。
また、会場にはユーザーが持ち込んだこだわりのPCパーツやMOD PCも展示。モリケン氏が過去に制作したPCも一部展示されていました。
次回の開催も現在検討中とのことなので、開催決定時はモリケン氏のX公式アカウントにて告知が出されるはず。参加してみたい方はモリケン氏のXアカウントを定期的にチェックしてみてください。次回も参加できればイベントの模様をまたお届けします。