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AK400の改良モデルの展示も、PCパーツイベント「シミラボフェス3 in アキバ」が開催
2025年3月12日 11:00
PCメーカーのアドバイザーなども務めるオーバークロッカーの清水貴裕氏主宰のイベント「シミラボフェス3 in アキバ」が3月8日に開催された。会場はパソコンショップ アークも入居する通運会館の2F。
PCパーツメーカーの製品展示のほか、プレゼンテーションやPC組み立て実演、じゃんけん大会なども実施。出展メーカーはArctic、CPS、DeepCool、MSI、Thermaltake。プレゼンテーションは清水貴裕氏と伊石真由さんがメインMCを担当しつつ、代理店アユートの白田琢弥氏やテクニカルライターの新宅洪一氏も登壇。ゲストにKapi Lab.氏、シュラララ!!氏、Gradeon氏を招いてのPCパーツ紹介も行われた。
本稿では、会場に展示されていた製品を中心にイベントの模様を簡単に紹介しよう。プレゼンテーションに関してはYoutubeにアーカイブが公開されているので、そちらを確認してもらいたい。
発売前製品なども展示されたPCパーツメーカーブース
展示ブースでは、発売前製品や一押しの製品がアピールされていた。メーカーごとに目立った製品を紹介しよう。
Arctic
Arcticのブースには発売前の92mmファンやツールキットをはじめ、グリスやクーラー関連製品が多数展示されていた。
P9シリーズは今後投入が予定されている92mmファンで、特性の異なる4モデルが発売予定。多数のビットが付属するツールキットの「Precision」も今後h多雨倍が予定されているとのこと。プレゼンテーションでは、高性能水冷クーラーのLiquid Freezer III 360 ARGB WHの動作デモを行い、パフォーマンスがアピールされていた。
CPS
CPSのブースでは多数のCPUクーラーをはじめ、今後発売が予定されているRGB LED搭載ファンの新モデルや、水冷クーラーの新モデルなどが展示されていた。
プレゼンテーションでは、清水氏から同社製クーラーのコストパフォーマンスの高さや、上位モデルのパフォーマンスの高さの紹介などが行われたほか、Gradeon氏によるPCの組み立てデモなども行われた。
DeepCool
DeepCoolのブースには発売前のmicroATXケース「CH260」や、定番CPUクーラー「AK400」のマイナーチェンジモデルのサンプルなどが展示されていた。
PCケースに関しては、机上などに置くことを考慮した低背タイプがトピックになっており、microATX対応のCH260に加え、ATX対応のCH690 DIGITALなどの発売も予定しているとのこと。AK400のマイナーチェンジモデルはCPUとの接地面の構造が変わったCTT 2.0採用品で、発売時期などは調整中。また、まだ発表できない大きいアップデートも予定されているとのこと。
MSI
MSIはマザーボードやデモPCをブースで展示。各種マザーボードやGeForce RTX 50シリーズ搭載PCなどを中心にデモ機が用意され、今一押しなのは“白”とのことで、白いPCパーツ/周辺機器で一式組めることをアピールするデモPCも用意されていた。
プレゼンテーションでは清水氏がRyzenの極冷オーバークロックのデモを実施。MSIマザーボードのオーバークロック性能を紹介していた。
Thermaltake
Thermaltakeに関しては、同日に別会場でイベントを行っていたこともあり展示ブースはなかったが、清水氏が自身が制作したデモPCをベースに製品をステージで紹介。PCパーツの搭載向きが冷却に及ぼす影響や、魅せるケースのThe Tower 600の冷却能力を高める方法など解説していた。
プレゼンテーションの最後にはThermaltake Mei氏が来場し、じゃんけん大会も実施された。