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MSIがビデオカード用クーラーと電源の解説イベントを開催、最新世代からはビデオカードの保証期間が2年に
2025年3月24日 11:00
MSIのビデオカードと電源の解説イベント「MSI カスタム PC パーツ SHOW 2025」が開催。21日は取引先やメディア向け、22日は一般ユーザー向けと2日間にわたり実施。また、MSI台湾本社でビデオカードのプロダクトマネージャーを務めるJay Wang氏も来日。質疑応答に対応していました。
イベントで紹介された内容や、会場の展示物を簡単にご紹介します。
ビデオカードの解説はMSI GNP プロダクトマーケティングの冨原 啓行氏が担当。MSIのGeForce RTX 50搭載カードは現在5シリーズが展開されていることや、各シリーズごとに搭載されているクーラーの特徴を紹介。特に上位のSUPRIMやVANGUARDシリーズには冷却性能を高める新設計が取り入れられている点がアピールされていました。
また、同社のビデオカードの保証期間は1年でしたが、GeForce RTX 50シリーズ搭載モデルからは保証期間が2年間に。これまで多くのユーザーから要望をもらっていたそうで、今回サポート体制なども整ったことから保証期間が延長されることになったようです
上位シリーズのほかにアピールされていたのは、コストパフォーマンスに優れ手頃なサイズ感を意識したINSPIREシリーズ。装飾などを省き、その分のコストを冷却性や耐久性に振ったモデルで、クリエイター向けに位置づけられています。NVIDIAのSFF準拠のモデルで多くのケースに搭載可能なサイズ感となっているのもポイント。
電源の解説はMSI MB プロダクトマーケティングの中島 悠太氏が担当。MPG GSシリーズを例に、MSI製電源のポイントを紹介。80 PLUS GOLD、Cybenetics GOLD、PPLC GOLDといった品質の認証を取得しており、設計や採用パーツも品質重視となっている点をアピール。過電流やサージなどに対応した多数の保護機能を備えるほか、16ピンの挿しミスを防ぐセパレートカラーのコネクタが紹介されていました。
MPG GSシリーズが採用するファンは135mmの流体軸受けの物で、電源が発する騒音は深夜の静かな環境と同程度とかなり低ノイズなモデルとされていました。
会場にはビデオカードクーラーや電源、マザーボードのほかに、モンスターハンターワイルズの試遊スペースや、モンスターハンターワイルズのベンチマークパフォーマンスが確認できるコーナー、自作PCの組み立てをより簡単にするEZ DIY機能の体験コーナーなどが設営されていました。