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Haswell廉価版が発売、最安6千円台で11種類、Core i3やPentiumなど

(9/1 14:33更新)販売を確認。
新モデルを含めたCPUの価格表

 Haswellの廉価モデルが初登場、6,700円のPentiumや13,500円のCore i3など合計11製品が1日(日)から一斉に発売された(詳細は「今週見つけた新製品」を参照のこと)。

 LGA1150対応のCPUは、約2万円のCore i5が従来の最安値品。LGA1150のCPU価格はこれで1万円以上下がることになる。

 廉価版Haswellのほか、Core i7の新モデルやLGA1155対応のIvy Bridge版Celeronなども同時に発売されている。

Haswell初のPentiumは最安6,700円TDP 35Wの省電力版も

 まず、「最安Haswell」として登場するPentiumは4製品で、全て2コア/2スレッド/キャッシュ容量3MB。価格の安さが特徴で、最安モデルで6千円台、最上位でも1万円以下。

 発売されたのはG3430(クロック3.3GHz)、G3420(3.2GHz)、G3220(3GHz)、G3220T(2.6GHz)の4モデル。G3220Tのみバルク品で、TDPは35W。それ以外がリテールパッケージでTDP 54Wとされている。また、一部ショップでは2.7GHz/TDP35Wのバルク品「G3420T」も「予約受付中」と告知している。

 内蔵GPUの表記は「HD Graphics」。

Core i3は2コア/4スレッドで5製品実売価格は13,500~16,500円

 また、Core i3シリーズは全て2コア/4スレッドで、キャッシュ容量は3MBまたは4MB。実売価格は13,500~16,500円。

 発売を確認したのはCore i3-4340(クロック3.6GHz/キャッシュ4MB/HD Graphics 4600)、i3-4330(3.5GHz/4MB/HD 4600)、i3-4330T(3GHz/4MB/HD 4600)、i3-4130(3.4GHz/3MB/HD 4400)、i3-4130T(2.9GHz/3MB/HD 4400)の5モデルで、i3-4130Tとi3-4330TはTDP 35Wの省電力版(他の3モデルはTDP 54W)。

Core i7無印に上位が追加、Core i5も

 Core i7/i5にも新モデルが1つずつ追加される。

 Core i7-4771は、いわゆる「無印」(プロセッサ・ナンバーに「K」などが付かないタイプ)のCore i7の新たな最上位で、これまで最上位だったi7-4770(クロック3.4GHz)より通常クロックが100MHz高い。ただし、ショップの価格表に書かれているTurbo時の最大クロックはi7-4770と同じ3.9GHz。4コア/8スレッド、キャッシュ容量8MB、TDP 84W、HD Graphics 4600といった主要スペックは従来同様。実売価格は33,000円ほど。

 Core i5-4440は、4コア/4スレッド/キャッシュ6MBで動作クロック3.1GHz。TDPは84W。なお、ショップの価格表にはTDP35Wで動作クロック2.8GHzの省電力版「i5-4440S」も記載されているが、こちらに関しては事前入荷は未確認。

まだ出るIvy Bridgeは2モデルCore i5とCeleron

 なお、LGA1155に対応したIvy Bridge版CPUは、Core i5-3340(4コア/キャッシュ6MB/TDP77W/3.1GHz)とCeleron G1630(2コア/2MB/55W/2.8GHz)の2モデルが発売。実売価格は前者が19,500円前後、後者が5,500円前後。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館ツクモパソコン本店BUY MORE秋葉原本店ZOA 秋葉原本店パソコンショップ アークパソコンハウス東映]

Intel Pentium