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FCゲームの機能拡張アダプタが店頭入荷、Fighting HRDなどに対応

FC拡張アダプター(写真下)とFighting HRD V1.02(写真上、別売り)

 対応ゲームの機能を強化することができるというIMPACT SOFTのFC/FC互換機用ハード「FC拡張アダプター」が、家電のケンちゃんに入荷。

 店頭価格は12,100円。

「HARATYLER」「Fighting HRD V1.02」などに対応

 これは、IMPACT SOFTが制作した対応ゲームの機能を強化することができるというアダプタ。

 本製品をFC/FC互換機本体に差し込み、さらに本製品上部に対応ゲームを差し込むことで、MP3再生機能やWi-Fi通信機能などの拡張機能が使えるようになるという。

FC拡張アダプター
ツインファミコンに装着した状態

 アダプタ本体は、Wi-Fi機能付きマイコン「ESP32-WROOM-32D」やMP3再生用の「I2SDAC」、microSDカードスロット(microSD装着済み)などを搭載しているほか、「本体からの電源供給では電力不足の可能性が高い」(製品マニュアル)ということで、電源供給用のUSBケーブルも備えている。

電源供給用のUSBケーブル装備
ゲームカセット差し込み口

 対応ソフトは、同サークルの「HARATYLER」「Fighting HRD V1.02」などで、本製品を自作ソフトで制御するためのライブラリーも今後公開予定。

Fighting HRD V1.02単体の起動画面
FC拡張アダプター装着時の起動画面

 動作確認済み本体は、FC純正機(ニューファミコン推奨、赤白ファミコン)、retroUSB AVS、Nt mini Noir、IPS 8BIT POCKET HDMI、8BIT POCKET PLUS、8BIT COMPACT V2/V3/HDMI。FC純正機とretroUSB AVSは補助電源不要で動作、その他の本体は電源供給用のUSBケーブルを利用する必要がある。

[取材協力:家電のケンちゃん]