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ASUSの大容量80PLUS Titanium/Platinum電源が3製品、1,600Wは13万円以上
マグネット式OLEDディスプレイやGaN MOSFET搭載
2025年6月27日 00:00
マグネット式OLEDディスプレイを搭載したATX電源ユニットがASUSから登場。ラインアップは、80PLUS Titanium認証取得の1,600Wモデル「ROG THOR 1600W Titanium III」、80PLUS Platinum認証取得の1,200Wモデル「ROG THOR 1200W Platinum III」、同1,000Wモデル「ROG THOR 1000W Platinum III」で計3製品。
価格は順に134,980円前後、82,980円前後、79,980円前後。
着脱可能なOLEDディスプレイや電圧安定化技術を搭載したATX電源ユニット
これらは、リアルタイムの消費電力を表示することが可能なOLEDディスプレイを備えたフルモジュラー式のATX電源ユニット。マグネット固定方式を採用しており、ファンを上向き・下向きどちらに設置しても対応できるよう左右に付け替え可能となっている。
電力効率を前世代より最大30%向上するGaN MOSFETを搭載することで、電力損失を軽減したという。GaN MOSFETが小型化することでPSU内部がより整然としたレイアウトになるとも謳っている。また、設計を最適化することで、大型ヒートシンクに十分なスペースを確保し、風量を向上し、PSU内の放熱性を改善するとしている。
また、インテリジェント電圧安定化技術として「GPU-FIRST」電圧センサー機能を有している。IVSケーブルを接続することで機能が有効になるとし、過酷なゲーミングセッションやオーバークロック時でも、電圧の安定性が最大45%向上するとしている。従来のCPU重視の電圧検知を望む場合は、IVSケーブルを外すだけ、とのこと。
ROG THOR 1600W Titanium IIIでは変換効率を示す80PLUS Titanium・Cybenetics Titanium認証を取得しており、Cybeneticsの騒音レベル認証Cybenetics Lambda A+認証を取得する。
ROG THOR 1200W Platinum IIIとROG THOR 1000W Platinum IIIでは80PLUS Platinum認証を取得しており、Cybeneticsの騒音レベル認証Cybenetics Lambda A++認証を取得する。
上記ほか、ATX 3.1/PCIe 5.1をサポートしている。本体サイズは共通で190×150×86mm。保証期間は10年。
[取材協力:ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.とオリオスペック]