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DeepCoolのフラグシップCPUクーラー「ASSASSIN VC ELITE WH」が発売、価格は2万円以上

「ASSASSIN VC ELITE WH」

 ベイパーチャンバー採用で高い冷却性能を実現したというDeepCoolのフラグシップ空冷CPUクーラー「ASSASSIN VC ELITE WH(R-ASN4-WHNVNN-GJD)」が発売された。

 本体カラーはホワイトで、店頭価格は20,980円。

ホワイトカラーで統一されたDeepCoolのフラグシップ空冷CPUクーラー

 これは、デュアルタワーヒートシンクとデュアルファンを搭載したサイドフロー型CPUクーラー。

 ベース部に熱伝導率の高いベイパーチャンバーを採用するほか、6mm径×7本のヒートパイプ、120mmファン+140mmファンを搭載しており、最大TDP 300WのCPUに対応するという。

 冷却ファンは「パフォーマンスモード」と「静音モード」の切替が可能で、動作モードは本体のLEDで確認できる。動作音はパフォーマンスモード時が29.3dB(A)以下、静音モード時が22.6dB(A)以下。

 ファンの主な仕様は、120mmファンが回転数:500~1,700RPM(±10%)、風量:58.06CFM、静圧:2.1mmAq。140mmファンが同:500~1,800RPM(±10%)、同:61.25CFM、同:3.76mmAq(いずれもパフォーマンスモード時)。

 このほか、メンテナンスしやすいようにマグネット式トップカバーを採用している点も特徴。

 本体サイズは144×147×164mm、重量は1,772g。対応CPUソケットはIntel LGA2066/2011-v3/2011/1851/1700/1200/1150/1151/1155、AMD Socket AM5/AM4。

 付属品は120mmファン増設用ブラケット、DM9サーマルグリス、グリスヘラなど。

 なお、国内代理店のアユートによると「Intel Core i9-14900Kをメインターゲットとした、TDP280W以上の動作状態に対してのみベイパーチャンバー効果で対応TDPが高まる製品となります。そのため、基準以下のTDPであるCPUと組み合わせて使用した場合、既存のASSASSIN IVと同等の性能となります」としている。

[取材協力:TSUKUMO eX.]