ニュース
色んな“自分が欲しくて作ったキーボード”が集結。即売会イベント「キーケット2026」レポート
2026年4月2日 07:05
3月28日(土)、キーボード中心の入力デバイス即売会「キーボードマーケット トーキョー 2026(キーケット)」が開催。
会場の東京都立産業貿易センター 浜松町館には多くの参加者が来場し、入場列が続くという盛況ぶり。本稿ではXでも紹介したイベントの様子をまとめて紹介します。
新作の静音ロープロスイッチを展示したJezailFunder
香港のキーボードブランドJezailFunderは、テント角が調整できる折りたたみ脚を備えた左右分割ワイヤレスキーボード「Cornix LP」などを展示。
同キーボードに装着した状態でサンプル展示されていた、新作静音ロープロファイルスイッチ「霧(Mist)スイッチ」は4月発売予定とのこと。
JezailFunderブースではテント角調整対応の人気左右分離無線キーボードマーケット「Cornix LP」などが展示。サンプル展示されていた新作静音LPスイッチ「霧(Mist)スイッチ」は来月発売予定とのこと#キーケット#キーケット2026pic.twitter.com/vl12tmYytp
— AKIBA PC Hotline! (秋葉原) (@watch_akiba)March 28, 2026
Mistelは新作の左右分割ワイヤレスキーボードを披露
台湾のキーボードブランドMistelでは、左右分離Alice配列キーボード「MD600 Alpha Plus」を展示。従来モデルと異なり、左右間のケーブル接続もなくした完全ワイヤレス仕様で、VIAファームウェアにも対応とのこと。発売は年内を目処に進行中だそう。
同じく未発売の「MD770 Pro」は、金属ケースで打鍵感にもこだわったという左右分離キーボード。日本語配列も用意され、足を付け替えてテントスタイルで使えるのもポイント。こちらはMD600 Alpha Plusよりも早く投入できそうとのこと。
Mistelはケーブルレスのワイヤレスになった新型左右分離Alice配列キーボードや金属ケースで打鍵感にもこだわった左右分離キーボード「MD770 Pro」などを参考展示。日本語配列も用意するほか、足を付け替えてテントスタイルで使えるのもポイントとのこと#キーケット#キーケット2026pic.twitter.com/HdehMJiwIq
— AKIBA PC Hotline! (秋葉原) (@watch_akiba)March 28, 2026
開発中の新型キーボードを披露していたZENAIM
株式会社東海理化のゲーミングブランドZENAIMは、標準プロファイルのラピッドトリガー対応ゲーミングキーボードを参考展示。
ボトムケース側に複数の独自構造のサスペンション機構を配置し、PCB全体を支えるというデザインを採用することで、フローティングデザインのままクッション性を確保しているのがポイント。一般的なガスケットマウント構造と異なり、PCBやスイッチプレートの歪みを抑えつつ柔軟性を持たせることで、センサー精度と打鍵感の両立も図っているそう。
開発中のキースイッチ自体にも底打ち(ボトムアウト)・天付き(トップアウト)時にブレを抑える機構を組み込み、精度を高める設計になっているとのこと。
ZENAIMは開発中の標準プロファイルキーボードを参考展示。基板全体を支える構造のクッションマウントやトップ/ボトムアウトのブレを抑える磁気スイッチなど独自設計を盛り込んだ仕様が見どころ#キーケット#キーケット2026pic.twitter.com/w9bQzM00wE
— AKIBA PC Hotline! (秋葉原) (@watch_akiba)March 28, 2026
往年の名機が並んでいたLibertouch
FCLコンポーネントのLibertouchブースでは、富士通コンポーネント時代からの歴代キーボードを展示。
押すと軽くなるという不思議な打鍵感の「De-pressure」スイッチ、CherryMX互換設計の制御IC内蔵ラバードーム式スイッチなども参考展示されていました。
往年の歴代キーボードが目を引くLibertouchブース。押すと軽くなる逆相関で不思議な打鍵感のスイッチ、制御IC内蔵のMX互換スイッチなども披露。反響次第では製品化も検討されるかも……とのこと#キーケット#キーケット2026pic.twitter.com/OdImxyrbDv
— AKIBA PC Hotline! (秋葉原) (@watch_akiba)March 28, 2026
個性的なキーボードが並んだサークルブース
ここまでの紹介は協賛出展企業ブースですが、イベントのメインはやはりサークル出展ブース。愛好家ならではの個性的な製品が多数販売されていました。
roBa/moNaブースやmuinoブースなど企業ブース外では、トラックボール付きの左右分割キーボードの販売が多く見受けられました。
のぎけす屋ブースでは、左右分割キーボードのほか、自作キーボード設計ツール対応のコントローラーやモジュール式のトラックボール/タッチパッドなど、文字通りの“自作キーボード”に最適なキーボードパーツを販売。
roBa/moNaブースやmuinoブースなど企業ブース外ではトラックボール付きの左右分割キーボードの頒布が目立っていた会場内。のぎけす屋ブースでは左右分割キーボードのほか、自作キーボード設計ツール対応のコントローラーやモジュール式トラックボールなど“フル自作”向けなキーボードパーツも展開…pic.twitter.com/fkeXRDZDk8
— AKIBA PC Hotline! (秋葉原) (@watch_akiba)March 28, 2026
Techmechブースでは、トラックポイント付きのオーソリニア60%キーボードキット「OLSK60 v2」を販売。GH60互換設計でケースの自由度が高いのがポイントだとか。マウス操作時だけ切り替わるダイナミックレイヤーなど使い勝手も配慮された機能性もウリ。
トラックポイント付きの60%キーボードを販売していたTechmechブース。マウス操作時だけ切り替わるダイナミックレイヤー機能やGH60互換ケース対応の自由度の高さがポイント#キーケット#キーケット2026pic.twitter.com/t6fsdRbx2A
— AKIBA PC Hotline! (秋葉原) (@watch_akiba)March 28, 2026
沼人の会ブースでは、フルステンレスの板金ロープロキーボードを販売。ロープロスイッチ採用ながら、キャリーハンドル搭載も頷ける重量感がポイント。
フルステンレスの板金ロープロキーボードを頒布していた沼人の会ブース。キャリーハンドルも確かに必要かもと感じさせる、ロープロキーボードとは思えないガッシリとした重量感#キーケット#キーケット2026pic.twitter.com/zmrQdkclw3
— AKIBA PC Hotline! (秋葉原) (@watch_akiba)March 28, 2026
すいか技研ブースでは、左右間にカーソルキーなどを配置した分割レイアウトキーボード「suika85」を販売。
空きスペースを使ったありそうでなかったレイアウトで、カラム/ロースタガードのレイアウトを選べるのもポイント。
すいか技研ブースでは、左右間にカーソルキーなどを配置した分割キーボードを販売。空きスペースを使ったありそうでなかったレイアウトで、カラム/ロースタガードを選べるのもポイント#キーケット#キーケット2026pic.twitter.com/MjnQFVXTxo
— AKIBA PC Hotline! (秋葉原) (@watch_akiba)March 28, 2026
Foodie & Keyブースや赤鬼雑貨店ブースなどキーキャップの販売も多数。
歯がちょっと刺さる再現度のサメキャップや、「使い込んでもそれが味になる」という本革製キャップなど個性的なキャップも自作キーボードイベントならでは。
Foodie & Keyブースや赤鬼雑貨店ブースなどキーキャップの販売も多数。歯がちょっと刺さる再現度のサメキャップや使い込んでも味になる本革製キャップなど個性的なアイテムがズラリ#キーケット2026#キーケットpic.twitter.com/PCzTzdUTe5
— AKIBA PC Hotline! (秋葉原) (@watch_akiba)March 28, 2026
macbookを改造した折りたたみキーボードや一味違う多ボタンエルゴノミクスマウスなども
販売製品ではありませんが、PC内蔵折りたたみキーボードの会ブースでは、macbookを折りたたみキーボード化してしまうという魔改造キーボードのサンプルを展示。
折りたたみ設計のケースと自作のフレキシブル基板に、macbookのメインボードとシザースイッチ、キートップなどを移植したというもので、ARグラスと合わせればオリジナルのmacbookを上回る省スペースで高性能マシンを持ち運べる、未来の作業環境を目指しているとのこと。
展示サンプルのバッテリーは外部給電設計ですが、構造上シートバッテリーも内蔵できるとか。
PC内蔵折りたたみキーボードの会はmacbookを折りたたみキーボード化した改造サンプルを展示。
— AKIBA PC Hotline! (秋葉原) (@watch_akiba)March 28, 2026
フレームとフレキシブル基板にmacのメインボードとスイッチなどを移植、バッテリーも内蔵できARグラスと合わせて高性能を小さく持ち運べる未来の作業環境を目指しているとのこと#キーケット…pic.twitter.com/uwdW0BkeZT
Snugonブースでは、五指全部にボタンを割り当てた多ボタンエルゴノミクスマウス「Snugon MO1」を販売。
スイッチ12個とホイールを搭載し、指先だけでなく第二関節も使うというユニークな設計が特徴。
トラックボールを除くと恐らく会場唯一のマウス単体販売だった「Snugon MO1」。各指先+第二関節の位置にもボタンを配置した多ボタンマウスで、レイヤー機能と合わせ60コマンド以上操作できるとのこと。エルゴノミクスデザインもポイント#キーケット#キーケット2026pic.twitter.com/OESvWEkvv5
— AKIBA PC Hotline! (秋葉原) (@watch_akiba)March 28, 2026
famichuブースでは、磁気スイッチを組み込んだアケコン用ボタンを販売。
マイコンを内蔵しオンオフをデジタル出力するため市販のコントローラー基板で使えるほか、別途デバイスで個別にAP設定などを書き換え可能できるとのこと。
famichuブースでは磁気スイッチを組み込んだアケコン用ボタンを販売。マイコンを内蔵しオンオフをデジタル出力するため市販のコントローラー基板で使えるのがポイント。別途デバイスで個別にAP設定などを書き換え可能だそう#キーケット#キーケット2026pic.twitter.com/8E0aqOhgTI
— AKIBA PC Hotline! (秋葉原) (@watch_akiba)March 28, 2026
このほかにも、会場にはまだまだ紹介しきれない様々なブースが出展。参加者、出展者ともに熱量の高さを感じさせるイベントとなっていました。






































