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21:9の横長液晶ディスプレイが発売、2,560×1,080ドット
シネマスコープサイズ
(2012/12/12 21:39)
横長のシネマスコープサイズ、縦横比21:9という液晶ディスプレイが登場、LGの29インチディスプレイ「29EA93-P」が発売された。実売価格は49,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
2,560×1,080ドットの横長液晶ディスプレイ
29EA93-Pは、Blu-rayの映画コンテンツなどと同じアスペクト比21:9のディスプレイ。液晶パネルはAH-IPS、解像度は2,560×1,080ドット。パッケージも一般的な16:9タイプのディスプレイと比べて横長だ。
本体には7W+7Wのステレオスピーカーも内蔵。液晶ディスプレイとしては比較的高出力のスピーカーで、同社は「スピーカーとあわせてシネスコサイズの映像の迫力が楽しめる」とアピールしている。
いくつかの店頭ではデモも行われており、フライトシミュレータなどを体験可能。同じ横幅の16:9モデルと比べると、縦方向が短い分、圧迫感の少ないディスプレイ環境を構築できる印象。ディスプレイとの距離が近い場合などにもいいかもしれない。
液晶パネルの主なスペックは、コントラスト比1,000:1(DFC使用時は500万:1)、応答時間5ms(GTG)、視野角が水平/垂直とも178度、輝度300cd/平方メートル、画素ピッチ0.264×0.264mm。
本体サイズは幅699.7×高さ387×奥行き208.5mm、重量は5.65kg(いずれもスタンドを含む)で、VESAマウントにも対応する(100×100mmピッチ)。映像入力端子はDisplayPort×1、HDMI×2(1基はMHL対応)、DVI-D×1。このほか3ポートUSB 3.0ハブ、ヘッドホン端子も用意されている。
付属品はMHLケーブル、DVI-Dケーブル、USBケーブル、ユーティリティーディスクなど。
[撮影協力:TWOTOP秋葉原本店とPC DIY SHOP FreeT]