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自作イベント「冬の陣」レポート【小型PC編】
Trinityベースの小型PCが展示、「ワニ革風NUC」も
(2012/12/15 23:08)
自作PCの大型イベント「2012 AKIBA PC-DIY EXPO 冬の陣」が15日(土)から16日(日)の日程で始まった。主催はユニットコムで、会場はベルサール秋葉原。
会場では多くのメーカーが展示を実施、新製品をアピールしているほか、出展メーカーのプレゼンテーションや、アイドルグループなどによるライブも開催されている。
まずは、会場で注目できた小型PC関連の話題を紹介しよう。
Trinity搭載の小型PCをSapphireが展示
まず注目できるのが、Trinityを搭載したSapphireの小型PC「MINI PC EDGE VS8」。
サイズは、薄型の外付け光学ドライブと同程度で、APUにはクアッドコアのA8-4555M(1.6GHz)を搭載。デモなどは行われていなかったが、同APUによる高いGPU性能をアピールしていた。
発売は来年で、2GB×2のメモリと500GBのSATA-HDDを標準搭載。無線LANやBluetooth 3.0も用意されている。画面出力はHDMIとMini Display Portの2系統。VESAマウンタも付属する。
NUCケースにもバリエーションワニ革風など
最近話題のNUCについては、Intelがアピール。
同社の「自作コーナー」では、木目調やワニ革風などIntel純正キットの天板を加工した4種類が展示されていた。これらはいずれも金属加工業者に依頼したもので、金属の素材を活かしつつ、なかなか凝った加工がされていた。なお、これらはあくまでもサンプルで発売の予定はないが、「将来、他社から販売される可能性も考えられる」(スタッフ)とのこと。
また、Kinect+NUCの体験コーナーには窓辺姉妹のあしらったキットも展示されている。
このほか、同社の解説セッションでは「HMDと併用して新幹線内で使う」など新しい使い方も提案されている。