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「シムシティ」の最新作が10年ぶりに発売

最新シミュレーション技術とグラフィック、都市の連携も

(3/9 22:30更新)その後の状況を追記。

 都市開発シミュレーションゲームの名作「シムシティ」の最新作が10年ぶりに発売された。最新のグラフィックとシミュレーション技術を採用、そしてマルチプレイにも対応した新世代のシムシティだ。

 製品名はナンバリングなしの「シムシティ」に回帰。実売価格は6,980円だ。

 なお、シムシティはシングルプレイでもオンライン接続が必須だが、国内発売された7日にアクセス集中でサーバがダウン。その後も不安定な状態が続いていた(詳細はGAME Watchの記事を参照のこと)。

 その後、EAでは「サーバを120%増強、週末中に完全復旧できるよう努力している」というメッセージを公開。その中で、既にプレイしている人への感謝として、同社のPCデジタル ダウンロード ゲームラインアップからゲーム1本を無料提供する、とも説明している

最新グラフィックとシミュレーション複数都市連携やマルチプレイも

 シムシティは、プレイヤーが「一国の主」となって都市を築き上げていくというシミュレーションゲーム。PC版のシムシティシリーズとしては「シムシティ4」に続いて5作目となる。

 今作では、複数都市の連携を実現するほか、住民ひとりひとりの行動もシミュレーションするという新技術「GlassBox」が導入。都市のデザインや発展の度合いが住民である「シム」の個々の生活に影響を与え、そのシム達が訴えてくる苦情や提案に応えながら、さらに都市づくりを進めていくことになる。

 また、都市のグラフィックも大きく進化。実に多様なビルや施設が用意されている。例えばプロセッサー工場や掘削プラント、油田、大学などもある。さらに都市を複数作成、機能を補い合って発展する、ということも可能。

 これに加えてオンラインのマルチプレイにも対応(最大16人)。共同で空港などを建設したり、裕福度・汚染度・幸福度といったランクを競ったりできる。

 ソフトの動作に必要な環境は、CPUがAthlon 64 X2 Dual-Core 4000+以上/Core 2 Duo 2GHz以上、グラフィックスがRadeon HD 2000以上/GeForce 7800以上/Intel 4シリーズチップセット以上、メモリ4GB、HDD 10GB以上など。対応OSはWindows XP/Vista/7。

 なお、ソフトの発売にあわせ、ドスパラ、マウスコンピューター、ユニットコム(パソコン工房・フェイスブランド)からは「シムシティ推奨PC」が発売されている。

[撮影協力:TWOTOP秋葉原本店]

シムシティ