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ProjectMの「こだわりケース」発売、ATX対応で極小サイズ

AMDロゴ入りモデルも

 元「店員M氏」によるProjectM初のPCケース「Selfish M1」が発売された。

 特徴はATX対応なのにサイズが小さいこと。ドライブベイを最小限に抑えた代わり、極限まで小さくしたというこだわりのアルミケースだ。

 本体カラーは5種類で、実売価格はブラックとシルバーが29,800円、ブルーとレッドが31,800円、「AMDロゴ入り限定モデル」(レッド)が35,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 電源は非搭載で、製造元はアビーとされる。

元店員M氏の「わがまま」を製品化

AMDロゴ入りモデル
AMDロゴ入りモデル

 Selfish M1は、ATXフォームファクタながら高さ392×幅186×奥行き274mm(インシュレータを除く)というコンパクトなPCケース。

 コンセプトは「奥行きを短く」「ATX電源を使いたい」「ドライブはそんなに載せない」といったもので、これは元店員M氏のこだわりや「わがまま」を製品化したものという。

 全体のデザインはアビー製タワーケースを思わせるもので、特に本体の大きさやフロントパネルの形状などは、microATXタワーケースの「smart P04」を彷彿させる。組み立てマニュアルを「オーナーズマニュアル」と呼ぶあたりもアビー風だ。

 使用素材は、フロントパネルとカバーがアルミ、シャシーがスチール。ドライブベイ数は5インチ×1、3.5インチシャドウ×1、2.5インチシャドウ×2。拡張カードスロットは7基。

 ケースファンは非搭載で、底面に120mmファンまたは90mmファンが1基、背面に60mmファンが2基搭載可能。なお、底面ファンについては「マザーによって干渉する」とされている。

 付属品はインシュレータセット、ネジセット、マニュアルなど。

 なお、コンパクトさを追求したため、内部の余裕が少ない点には注意が必要。具体的には「ATX電源を搭載した場合、CPUクーラーは高さ60mmまで」「電源は奥行き160mmまでで、ケーブルをまとめておくスペースがないため着脱式を推奨」「3.5インチシャドウベイを使う場合は外部電源端子のないビデオカードを推奨」などとされている。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店]

Project M Selfish M1