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みちびき対応の自転車向けGPSロガー登場、Bluetooth 4.0でケイデンスセンサーとも連携

iPhone 4S/5なら直結も可

 準天頂衛星「みちびき」にも対応、Bluetooth 4.0対応のスピード/ケイデンスセンサーとも連携する自転車向けGPSロガー「GT-820シリーズ」が台湾Mobile Actionから発売された。販売されているのは、国内代理店のデジナビによるメモリ容量64Mbitモデル「GT-820 Pro」で、実売価格は11,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 また、GT-820 Proのほか、iPhoneなどと組み合わせて使用できるBluetooth 4.0対応のスピード/ケイデンスセンサー「CS-20」も販売中だ。こちらは英語パッケージで、実売価格は4,480円。

「みちびき」対応の自転車向けGPSロガー

 みちびき対応のGPSロガーとしては、3月に登場した腕時計型の「GT-900シリーズ」があるが、今回はその自転車向けモデル。

 本体の形状が異なる以外、両者の仕様はほぼ共通。CSRのBluetooth 4.0 LEチップ「CSR1000」やGPSチップ「SiRFstarIV」を採用することで省電力性を高めたほか、IPX7クラスの防水性も備えている。

 搭載センサーはGPSのほか、Gセンサー、デジタルコンパス、気圧高度計など。オプションのケイデンスセンサーや心拍計とも連携でき、これらを総合的に使ったサイクルコンピュータとしても利用できる。

 本体サイズは65×42×17.3mm。ディスプレイサイズは1.4インチ(128×128ドット)。PCとの接続インターフェイスはUSB 2.0(Micro USBポート)。電源は内蔵のリチウムイオンバッテリー(容量650mAh)で、充電はUSB経由で行なう。

 付属品はサイクル用マウント、USBケーブル、ソフトウェアCDなど。

ケイデンスセンサーはBluetooth 4.0接続iPhone 4S/5では直接利用可能

 一方のCS-20は、自転車運転時のケイデンス(ペダルの回転数)とスピードを検知できるセンサー。使用時は自転車のチェーンステー(ペダルと後輪との間にあるフレーム)に装着する。

 端末との接続インターフェイスはBluetooth 4.0 LEで、GT-820シリーズなどのほか、iPhoneなどのiOS端末と組み合わせることも可能。対応のサイクル用アプリを導入することで、走行距離や平均スピードなどのログを取ったりすることができる。対応アプリは、CS-20の製品情報サイトでも紹介されている。

[撮影協力:テクノハウス東映]

Mobile Action GT-820