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総額130万円のレースゲーム向けシートがデモ開始
6軸シリンダ制御で「G」も再現
(2013/7/3 21:50)
(7/6 0:10更新)受注開始を確認。試乗したイメージを追記。
ブレーキ時やコーナリング時などの「G」も再現するというアクセスのPCレースゲーム用シート「6軸シリンダ制御ドライブシミュレーター」の店頭デモが、イケショップで始まった。
受注販売も始まっており、価格はシート単体の「ACSIM-S06F」が1,340,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。PCを持っていない人向けの、シート+PC+ディスプレイ×3枚のフルセットは1,489,000円。
納期は約1ヶ月で、納品は分解状態。購入者は最終組立を自分で行う必要がある。
なお、店頭デモが混雑した場合、体験時間を1人5分程度に制限する場合もあるとのこと。
対応ゲームソフトは7種類
この製品は、レースゲームで本格的なドライビングが楽しめるというPC向けのデバイス。
本体は座席やホイール、ペダルなどのほか、車の挙動などを再現するという各種シリンダーで構成。ゲーム内で加速やブレーキ、コーナリングなどを行なうと、シリンダーによってシートなどがリアルタイムに稼動する構造だ。シート後部にはリアのスライドを再現するシリンダーがあり、これによりタイヤの接地感も味わえるという。
また、いわゆる「シミュレータ酔い」を抑制するというのも特徴。動揺装置を制御することで、視覚情報と身体感覚のズレによって生じる酔いを最小限に抑えており、長時間の走行も可能という。
現時点での対応ゲームソフトは「GTR2」「rFactor 2」「Project CARS」「RACE 07」など計7種類。今後、「DiRT 3」「F1 2012」「GT Legends」などにも対応する予定という。
なお、製品はフルセットのほか、フレームやバケットシート、ペダルなどパーツ単位でも用意。パーツ単位での注文も受け付けており、「詳細は問い合わせてほしい」とのこと。
コーナーリング中の「限界」が判別しやすく?
なお、店頭試乗機のセッティングでは、「Gを感じる」というよりは、「タイヤの状態を体感できる」という感覚が強い印象。「タイヤのグリップが効いているのか、滑っているのか」がわかりやすく、コーナーリング中の「限界」が判別しやすくなるイメージだ。
なお、ブレーキをかけるとシートが前に移動、さらに傾くといったギミックもあり、そうした点が「Gの再現」になっている。
こうした、車体の揺れ具合などはユーティリティで調整可能。全く揺れない設定にもできるとのこと。
[撮影協力:イケショップ]