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USBサウンドアダプタの工作キットが販売中、約4千円

電子工作の上級者向け

 半田ごてなどで組み立てるUSBサウンドアダプタの自作キット「DIY USBオーディオキット「DNSB-84839」が上海問屋から発売された。実売価格は3,999円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

マニュアルは部品の配置図のみ、電子工作の上級者向け

 この製品は、アナログステレオ・S/PDIF出力対応のコンパクトなUSBサウンドアダプタを自作するためのキット。

 基板、抵抗、コンデンサ、LED、音量調節ボタン、LINE OUT端子などの各種パーツや、外装のケースがセットになっており、別途用意した半田ごてなどを使ってユーザー自身が組み立てる。必要な道具は半田ごて、半田、ニッパー、ラジオペンチ、六角レンチとのこと。

 USB DACはTIの「PCM2704」が採用。なお、PCM2704とMini USB端子は、はじめから基板に実装されている。

 ただし、付属しているマニュアル類は、CADで製作された部品の配置図のみ。写真や画像による説明書がないため、配置図の抵抗値やコンデンサの容量などを見て、取り付ける部品を選ぶ必要がある。電子工作に慣れていない人には難しそうだ。

 ちなみに、この製品は上級者向けブランド「上海道場」のもので、難易度は7段階中の「二段」。製作時間は「慣れた人なら1時間以内、普通の人でも2時間あれば充分」(上海問屋)という。

 完成時の本体サイズは幅54×奥行き29×高さ38mm。電源はUSB経由で供給される。USBケーブルは別途必要。

[撮影協力:ドスパラパーツ館]

上海問屋 DNSB-84839