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手書き特化タブレット「enchantMOON」が店頭販売中
価格は約4万円から、新たに32GBモデルが追加
(2013/11/9 15:30)
手書きに特化したユビキタスエンターテインメントのタブレット「enchantMOON」が店頭初登場、ストレージ16GBモデル「enchantMOON 16GB Standard Edition」と、32GBモデル「enchantMOON 32GB Professional Edition」がソフマップ 秋葉原 本館で販売中だ。実売価格は順に39,800円、49,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
店頭販売は今回が初、新たに32GBモデルを追加
enchantMOONについては、これまで16GBモデルのネット通販のみが行なわれており、店頭販売はこれが初めて。購入前に使用感などが確認できるようになったのは大きなメリットと言える。
また、32GBモデルは今回新たに追加されたもので、専用のデジタイザーペンが2本付属している。
enchantMOONは、8インチディスプレイ(1,024×768ドット)や、Androidベースの独自OS「MOONPhase」を搭載したタブレット型端末で、付属のデジタイザーペンや指を使って操作するユニークな“文字認識インターフェイス”が特徴。
操作の基本は「書いて囲む」。画面にペンで文字を書き、さらに指で円を描いてその文字を囲むと「Web」「Note」「Link」という3つのメニューが表示され、使いたい機能を選ぶという流れだ。
「Web」は囲んだ文字をキーワードとしてインターネットを検索する機能。検索結果として表示された画像を、部分的にペンでカット、ペーストすることでスクラップブックのように使うこともできる。
「Note」はこれまでに保存したノートの中から検索する機能。手書き文字ももちろん検索対象となる。
「Link」は保存したノート間でハイパーリンクを形成する機能で、目的のページを指で選択することでリンクが作成される。情報を関連付けてまとめる際に便利だ。
このほか、指で円などの図形を描き、その中にコマンドを書き込むことで様々な機能が使用できる。コマンドは、リアカメラを起動する「camera」、フロントカメラを起動する「mirror」、無線LANの設定を行なう「network」、ヘルプを表示する「help」などがある。
また、JavaScriptをベースとした独自のプログラミング環境「MOONBlock」も搭載。ブロックの組み合わせによってプログラミングを行なうというもので、簡単なアプリやゲームが作成できるという。
本体サイズは180×13×234~280mm、重量は699g。搭載CPUはAllWinner A10 1.2GHz。メモリ容量は1GB。主な搭載機能は無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、リアカメラ(200万画素)、フロントカメラ(30万画素)。デジタイザーペンの電源には単6形電池を使用する。
[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]