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中華な腕時計型デバイスがまた登場、Android 4.3ベースで1万5千円
「腕を振って曲選択」やスマホの遠隔操作もOK
(2013/11/16 00:30)
中国製の腕時計型デバイスがまた登場、今度はAndroid 4.3をベースにした製品で、スマートフォンの遠隔操作機能や歩数計なども搭載している。
メーカーは中国SmartDevices(智器)で、製品名は「Z Watch」。実売価格は14,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
防水機能付きの「中華腕時計」CPUは1GHz、メモリは512MB
Z Watchは、1.54インチの静電容量式タッチパネル(240×240ドット)やAndroid 4.3を搭載した腕時計型の端末。3G通信機能はないが、スマートフォンとの連携が可能で、スマートフォンからメッセージを受信したり、チャット・ブログのチェックを行なったりできるという。
ユニークなのは、本体からスマートフォンの遠隔操作が可能な点。具体的には、スマートフォンが搭載するカメラで撮影したり、スマートフォンを紛失した場合などに、現在地を調べたりすることができるという。
機能の使用には専用アプリの導入が必要で、中国語の製品情報サイトからapkファイルをダウンロードして入手する。ただし、実際にアプリが導入できるかどうかは未確認。
単体でも使用可能で、時計やカレンダー、MP3プレイヤー、歩数計などの機能が搭載。歩数計にはカロリーや距離などの表示機能もある。さらに、睡眠や健康状態を分析する機能も持つという。
また、内蔵のモーションセンサーや音声認識による操作も可能。例えば、腕を振ることで曲を変更したり、ボイスコマンドで天気情報を表示したりすることも可能という。
このほか、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0といった機能も搭載。防水性能はIPX7、スタンバイ可能時間は300時間(バッテリー容量300mAh)とされている。
搭載CPUはIngenic JZ4775(クロック1GHz)。メモリ容量は512MB、ストレージ容量は4GB。
本体サイズは49.9×38.5×12.2mm、重量は約42.5g。本体の左側面には3.5mmヘッドホンジャック(USB端子兼用)とマイクが、右側面には電源ボタンとバックボタンが装備されている(前述のスペックは同店によるものも含む)。
付属品は3.5mmジャック-USBケーブル、英語マニュアルなど。
[撮影協力:東映無線ラジオデパート店]