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円筒形の新型Mac Proが店頭デモ開始、在庫アリで販売中

 6月にデザインが初公開、「円筒状」というユニークな形で話題になったアップルの新型「Mac Pro」が店頭にも登場。ソフマップ Mac Collection(ブロックE2-[a3])で店頭デモと在庫販売が始まった。

 同店が在庫しているのは6コアXeon搭載の上位モデル「MD878J/A」のみで、実売価格は418,800円。在庫数については「極少量」という。ちなみに、発売日は19日(木)だったが、同店によれば「店頭で在庫したのは今週が初めて」という。

円筒形&煙突構造のユニークMac

 新型Mac Proは、デスクトップコンピュータとしてはユニークな円筒形の筐体が採用されていることで、発表当初から話題となっているが、実はこの筐体は、既に自作向けPCケースでは採用例がある“煙突構造”であるとされる。

 筐体の冷却システムは、上部に大型ファン、下部に吸気口を設けるという構造。各パーツの発する熱が中央部を上昇、その熱をファンで吸い込み、上面から放出する仕組みだという。また、ファンの回転数を抑えることで、負荷時のノイズレベルを旧Mac Proの3分の2程度に低減したとしている。

 6コア/4コアCPUのXeon E5や、AMD FirePro、容量256GBのPCIe SSDなどを搭載するといったハイエンド仕様も売り。最大20GbpsのThunderbolt 2(6ポート)や、IEEE 802.11ac準拠無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0(4ポート)なども装備している。

 本体サイズは高さ251×直径167mm。OSは最新のOS X 10.9(Mavericks)が搭載される。

 ちなみに、この新型Mac Pro、デザインのあまりのインパクトから「新Mac Pro風PC」を自作できるようにする、自作PC向けの「ゴミ箱改造キット」もアユートから発売されている。こちらに関しては別記事を参照のこと。

[撮影協力:ソフマップ Mac Collection(ブロックE2-[a3])]

Apple Mac Pro