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縦置き/横置きで画面が回転、“DVDケースサイズPC”のAndroid版が登場
(2014/3/1 20:55)
“DVDケースサイズPC”のAndroid版が登場、Giadaの「Q11」がパソコンハウス東映で販売中だ。スマートフォンと同様に、本体の向きを変えると画面が回転するのもユニーク。実売価格は14,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。電源のACアダプタは別売り。
2.5インチSATA-HDDが搭載可能、3Gモジュール専用のMini PCIeスロットもあり
この製品は、同社の「i35GB-BR001」などの小型PC自作キットでも採用されているDVDトールケースサイズの筐体に、Allwinner A10 1GHz(Cortex-A8コア)やAndroid 4.0などを組み込んだ端末。
ディスプレイとHDMIなどで接続することで、Webサイトの閲覧や動画・音楽の再生などが可能なほか、重力センサーも内蔵。タブレットなどと同様に、本体を横置き・縦置きに変えると、画面表示の向きが切り替わるという機能も備えている。
本体サイズは190×149×25.5mm。搭載メモリはDDR3 1GB。ストレージ容量は8GB。ストレージに関しては、2.5インチHDD(3Gbps SATA接続)も内蔵可能とされている。
主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、LVDS、VGA、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Ethernet、Bluetooth、メモリカードリーダー、USB 2.0(右側面×1、背面×4)、シリアルポート。
USBについては、右側面に端子が青いポートがあるが、付属のマニュアルによればUSB 2.0ポートとのこと。また、右側面には「外部オーディオデバイス用」(マニュアル)というピンヘッダも用意されている。
なお、本体には容量2,200mAhのバッテリーも内蔵されているが、同店によればこれは「バックアップ用」とのこと。また、内部には「3Gモジュール専用」(パッケージ表記)というMini PCIeスロットや、SIMカードスロットも用意されている。
電源のACアダプタは別売り。電源仕様はDC 12V/5Aで、同店はユニファイブ製の「UEA360-1250」(変換プラグが別途必要)での動作を確認したという。
[撮影協力:パソコンハウス東映]