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「音質向上が期待できる」PCオーディオ向け電源が登場
トロイダルトランス採用、オリオスペックブランド
(2014/4/4 23:05)
オリオスペックからトロイダルトランス採用のオーディオPC向け電源2製品が単品で発売された。
ラインナップは、24ピンATX電源モデル「ATX準拠45W出力PCオーディオ用電源」と、ACアダプタモデル「Ritmo専用PCオーディオACアダプター 19V/2.3A」の2種類で、店頭価格(税抜き)は順に53,000円、46,200円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
ユーザーのシステム構成を確認してから販売、ビデオカードの利用は不可
これらは、電源部にトロイダルトランスを採用したというPC用電源ユニット。トロイダルトランスはハイエンドオーディオ機器での採用例が多く、また同店が昨年11月に発売したオーディオPCのハイエンドモデル「Ritmo DSDPlay PRO」でも採用されている。
下位モデルの「Ritmo DSDPlay」などには通常のACアダプタが付属しているが、今回のACアダプタモデルと置き換えることで「音質向上が期待できる」(同店)という。
ちなみに、ACアダプタモデルの対応機種は「Ritmo DSDPlay」「Ritmo Ripping Music Server」「Ritmo DSDPlay Mini」の3機種だが、同店によれば一部のThin Mini-ITXマザーでも使用可能とのこと。
ただし、ATX電源モデルは、容量が普通のATX電源を大幅に下回るため「ビデオカードは搭載不可能」などの制限があるので注意が必要。同店によれば「ユーザーが使用する予定のシステム構成を連絡してもらい、そのシステムで使うことを条件として販売する」という。
定格出力は、ATX電源モデルが12V/3.6A、ACアダプタモデルが19V/2.3A。ATX電源モデルでは、DC側コネクタとしてMini-Box.comの「picoPSU-160-XT」が採用されている。
本体サイズは両モデル幅150×高さ85×奥行き160mm。電源ケーブル(ACコード)は付属せず、別途用意する必要がある。
[撮影協力:オリオスペック]