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マニアに人気のNoctuaから大型CPUクーラー「NH-D15」が発売

ハイエンドメモリとの互換性を重視

 PC自作マニアに人気のNoctuaから大型CPUクーラーの新モデル「NH-D15」が発売された。ヒートシンクなどを備えた高さのあるメモリとの併用が考慮されているのも特徴。店頭価格(税抜き)は14,680円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

「市場に出回っている多くのハイエンドメモリとの互換性を確保した」というCPUクーラー

 NH-D15は、ヒートシンクのみのサイズが高さ165×幅150×奥行き135mm、重量が1,000gの大型CPUクーラー。銅製の冷却ヘッドとヒートパイプ、アルミ製フィンが用いられているほか、販売しているオリオスペックによると、冷却ヘッドの表面は「半鏡面」になっているという。

 2009年に登場した「NH-D14」をベースにしたというモデルで、NH-D14と同様に、、“デュアルタワー”のフィンと、付属の2個の140mmファンとを互い違いに配置するというユニークなデザインが採用されている。ファン装着時は奥行きが161mmに、重量が1,320gに増加する。

 今回は、ヒートシンクなどを備えたいわゆる“背の高いメモリ”との併用を考慮したという設計も特徴。ファンを1つだけ装着する「シングルファンモード」にすることで、高さ64mmまでのメモリに対応可能で、同社は「市場に出回っている多くのハイエンドメモリとの互換性を確保した」としている。

 なお、2個のファンを装着する「デュアルファンモード」の場合は、対応する高さは32mmまでとなる。

 付属のファンは同社製の「NF-A15」。ネジ穴の位置は120mmファンとの互換性があるため、NH-D15に120mmファンを装着することも可能という。ファン回転数は最大1,500rpm(PWM制御)で、回転数を1,200rpmに抑えるアダプタ「L.N.A.」も2個付属する。

 対応CPUソケットはLGA2011/1156/1155/1150、Socket AM2/AM2+/AM3/AM3+/FM1/FM2/FM2+。同社製グリス「NT-H1」やマウントキット「SecuFirm2」なども付属する。

[撮影協力:オリオスペック]

Noctua NH-D15