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80PLUSの新たな最上位「Titanium」電源が発売
80PLUS Platinumの上位、容量1,500W
(2014/6/20 12:07)
80PLUSの新たな最上位「80PLUS Titanium」の認証を受けた電源ユニットがついに登場、CORSAIRの1,500W ATX電源「AX1500i」が発売された。店頭価格(税抜き)は56,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
ツクモパソコン本店では展示デモを実施中。
デジタル信号処理を中心とした設計により部品点数を削減、変換効率を向上
80PLUS Titaniumは、PC用電源のAC-DC変換効率の高さを示す80PLUSにおいて、現時点で最上のランク。
これまでの最上位だった80PLUS Platinumを上回る効率が要求され、認証を受けるには、電源の負荷率が10%、20%、50%、100%のときに、それぞれ90%、92%、94%、90%の効率を達成する必要があるとされる(入力115V、非リダンダント電源の場合)。ちなみに、負荷率10%の項目はTitaniumで新たに設けられたもの。
なお、現時点でTitanium認証を受けた製品は、今回のCORSAIR製品と、Super Flower製品の2つとされている。
AX1500iでは「DSPベースのデザイン」(同社)により高効率化が実現。デジタル信号処理を中心とした設計を行なうことで部品の数を減らし、変換効率を向上させたという。
また、電源の負荷が中・低クラスの時に静粛性を高めるという動作モード「Zero RPM Fan」も搭載。同社の統合制御システム「Corsair Link」にも対応しており、製品にはCorsair Link用のUSBケーブルが同梱されている。
本体サイズは150×86×225mm。搭載ファンは140mmサイズの流体軸受タイプ。MTBFは10万時間とされている。
[撮影協力:ツクモeX.パソコン館とツクモパソコン本店]