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スマホで制御できる水冷キットがNZXTから近日登場
Devil's Canyon高負荷時で60℃以下、店頭デモ中
(2014/7/3 17:05)
PCやスマートフォンで、温度監視やファンコントロールなどが行なえるNZXTの水冷CPUクーラー2モデルが近日発売される予定だ。
ツクモeX.パソコン館やドスパラパーツ館は11日(金)から販売を行なう予定で、予価(税抜き)は280mmラジエータモデル「Kraken X61(RL-KRX61-01)」が16,980円、140mmラジエータモデル「Kraken X41(RL-KRX41-01)」が14,580円。ツクモeX.パソコン館では動作デモも行なわれている。
Core i7-4790K 高負荷時のCPU温度が60℃以下に、店頭デモ中
これらは、ポンプ一体型の銅製冷却ヘッドやアルミ製ラジエータなどがセットになったAMD/Intel CPU両対応の水冷キットで、ソフトウェアによるPCとの連携機能が充実しているのが特徴。
独自ソフト「NZXT CAM」のグラフィカルな画面で、CPU/GPUや冷却液の温度、ファン回転数などといった状態を監視したり、ファンコントロールなどの操作を行なったりできる。
さらに、スマートフォンやタブレットなどとの連携にも後日対応する予定で、スマートフォンでも詳細な状態表示や操作が可能という。ツクモeX.パソコン館によれば、対応時期は8月予定とのこと。
ちなみに、ツクモeX.パソコン館のデモPCは、「Devil's Canyon」ことCore i7-4790K(定格動作)などを搭載したシステムにKraken X61を組み込んだもの。取材時は、負荷率100%の状態でもCPU温度は52~58℃前後に保たれていた(ただし、ラジエータはケース外に設置)。
ラジエータの冷却ファンは同社製の140mmモデル「FX140 V2」(回転数800~2,000rpm、PWM制御)で、Kraken X61には2基、Kraken X41には1基搭載されている。ラジエータ-冷却ヘッド間のチューブの長さは400mm。
[撮影協力:ツクモeX.パソコン館とドスパラパーツ館]