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DSD配信対応の高機能NASキットがQNAPから登場
オリオスペックはメモリ8GB版を販売、計5モデル
(2014/7/11 21:05)
DSD配信にも対応したQNAPのデュアルコアCeleron搭載NASキットが発売された。
ラインナップは、スリムなファンレスタイプのHDD 2台対応モデル「HS-251」、前面にホットスワップベイを備えるHDD 2台対応モデル「TS-251」、4台対応モデル「TS-451」、6台対応モデル「TS-651」、8台対応モデル「TS-851」の5種類。
なお、オリオスペックでは、独自にHDDを組み込んだモデルを用意しているほか、TS-251/451/651/851についてはメモリを8GBに増設したモデルを販売中だ。HDD非搭載モデルの店頭価格(税抜き)は78,000円~148,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
ハイレゾ音源が配信できるDLNAサーバ機能を搭載、スマホをリモコンとして利用可能
これらは、3.5インチ/2.5インチのSATA HDD/SSDが搭載可能なGigabit Ethernet対応NASキット。
デュアルコアCPUのCeleron(通常2.41GHz、バースト時2.58GHz)や1GBのDDR3Lメモリを搭載することで、パフォーマンスを向上させたというのが特徴。TS-251/451/651/851ではメモリを最大8GBに増やせる。
また、DSDやPCMなどのハイレゾ音源が配信できるDLNAサーバ機能のほか、HDMI端子とメディアプレイヤーソフト「XBMC v12」も搭載しており、液晶テレビなどと直結して動画や音楽が再生できる。
ワイヤレスリモコンによるプレイヤー操作も可能。MCEリモコンなどに対応する赤外線レシーバを内蔵するほか、同社のアプリ「Qremote」を用いれば、スマートフォンをリモコンとして使うことも可能だ。
HDD/SSD用インターフェイスは6Gbps SATAで、ドライブベイはホットスワップ対応。対応RAIDレベルは、HDD 2台対応モデルが0/1、4台対応以上のモデルが0/1/5/6/10。プリンタやUSB HDDなどが接続できるUSB 3.0/2.0ポートも用意されている。Gigabit Ethernetポートは2基。
[撮影協力:オリオスペック]