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4K出力対応のIntel向けPC自作キットが2モデル登場
Shuttle製、キューブ型と小型モデル
(2014/9/12 12:05)
Haswell Refreshに対応したPC自作キットがShuttleから登場、キューブ系の「SH81R4」と小型タイプの「XH81」が発売された。
店頭価格(税抜き)は両モデルとも21,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
2スロットの拡張カードが搭載できるキューブ系自作キット
SH81R4は、キューブ系の筐体を採用したH81搭載のPC自作キット。CPUはTDP 95Wのモデルまで対応している。
出力コネクタにHDMIとDVIを備え、Intel HD Graphics 4600以上のGPUを内蔵するCPUを組み合わせることで、HDMIによる4K出力(リフレッシュレート30Hz)が可能。また、2スロットの拡張カードが搭載できる。
ディスプレイ出力以外の主な搭載デバイスは1000Base-T LAN、サウンドなど。スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、Mini PCI Express×2(うち一つはmSATA共用)、DDR3 DIMM×2を備える。
搭載電源は80PLUS BRONZE認証を取得した容量300Wのモデルで、搭載ベイ数は5インチ×1と3.5インチシャドウ×2。
本体サイズは幅215×奥行き325×高さ190mm、重量は約3.4kg。
ACアダプタ動作の小型自作キット
XH81はACアダプタで動作する小型のH81搭載PC自作キット。本体サイズは幅200×奥行き240×高さ72mmと小さく、CPUはTDP 65Wのモデルまで対応している。
出力コネクタにDisplayPortとHDMIを備え、Intel HD Graphics 4600以上のGPUを内蔵したCPUを組み合わせることで、DisplayPortによる4K出力(リフレッシュレート60Hz)が可能。
ディスプレイ出力以外の主な搭載デバイスはデュアル100Base-T LAN、サウンド、シリアルポート×2など。なお、搭載マザーボードにPCI Express x1×1が用意されているが、ケース側に拡張スロットがないため、実質利用できない。そのほかに搭載するスロットはMini PCI Expres×2とDDR3 SO-DIMM×2。
搭載ベイは薄型光学ドライブ用×1と2.5インチ×2で、ACアダプタの容量は90W。
(9/12 15:30更新) 日本Shuttleより、当初XH81の製品ページで告知していた2.5インチベイの数に誤りがあったと連絡があったため、その旨を訂正致しました。
[撮影協力:ドスパラパーツ館とツクモパソコン本店とBUY MORE秋葉原本店とソフマップ 秋葉原 リユース総合館]