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実売2.4万円の“高級まな板”がLIAN-LIから登場、XL-ATX対応
本体は組み立て式
(2014/9/17 22:05)
まな板”ことPC検証台に高級モデルが登場、XL-ATXマザーボード対応の「PC-T80X」がLIAN-LIから発売された。“まな板”としては高価な部類に入るモデルで、店頭価格は税込23,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
デバイスのレイアウト変更が可能なPC検証台、本体は組み立て式
この製品は、PCパーツの動作テストやベンチマークテストなどに向けた開放型のアルミ製PCケース。同社のPC検証台はATXマザー対応の「PITSTOP T60」(実売13,800~15,800円)やMini-ITXマザー対応の「PITSTOP T7」(同9,800~10,800円)が発売済みだが、今回のモデルはXL-ATXマザーに対応、それに合わせて本体サイズも大型化している。
基本レイアウトは、上段がマザーボードの設置スペース、下段がHDDや電源ユニットを設置するスペースで、レイアウトの変更も可能という。
さらに今モデルでは、「ディスクデバイス・冷却用デバイス両対応プレート」が用意。3.5インチ/2.5インチドライブや120mmファン、水冷ラジエーターが装着可能な汎用プレートで、また用途に応じてプレート自体を最上段や背面に移動することもできる。
本体は組み立て式。パッケージには各部のパネル、プレート、ネジ類などが収められており、ユーザーが組み立てる。完成時の本体サイズは幅440×高さ435×奥行き335mm。
対応マザーはXL-ATX、ATX、microATX。ドライブベイ数は3.5インチシャドウ×6、3.5インチシャドウ×7で、5インチ光学ドライブベイは非搭載。拡張カードスロットは8基。電源はATXタイプが搭載できる。
なお、USBやサウンドなどの端子は非搭載で、これらを装備した「外部I/Oキット」をオプションとして用意しているとのこと。
ちなみに、“高級まな板”は今回のモデルのほかに、伊DimasTechの「Bench/Test Table Easy V3.0」(実売24,700円)やSSI-EEB/CEB対応モデル「Bench/Test Table EasyXL」(同34,800円)が発売されている。