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ハイレゾ音源対応のUSB DACが接続できる無線LANルーターが発売
「バッファロー史上最高性能」をうたうモデル
(2014/10/23 20:30)
ハイレゾUSB DACもワイヤレス化できるというバッファローのIEEE 802.11acルーター「WXR-1900DHP」が発売された。店頭価格は税込25,700円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
汎用のデュアルコアCPU×1基と5GHz帯/2.4GHz帯の通信用CPUを各1基搭載
WXR-1900DHPはIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANルーター。本体上部に3本のアンテナを備え、5GHz帯の11acでの通信時は最大1,300Mbpsの転送速度に対応する。
また、2.4GHz帯での通信でも、11acのデジタル変調方式である256QAMを適用することで、最大600Mbpsに対応するとしている(2.4GHz 256QAM対応機器との通信時のみ)。
CPUを3基搭載するというハイスペックも特徴。各種機能を処理する汎用のクロック1GHzのデュアルコアを1基、5GHz帯/2.4GHz帯での通信用のCPUを各1基搭載することで、高いスループットを実現したといい、同社は「バッファロー史上最高性能」とアピールしている。
その高い処理性能で実現したというのが、ハイレゾ音源対応USB DACのサポート。USBデバイスサーバー機能の高性能化により、本体のUSB端子にハイレゾUSB DACを接続し、ワイヤレスで使用できるとしている。なお、現時点での動作確認済みUSB DACは、TEACの「UD-501」とパイオニアの「N-50」の2機種とのこと。
このほか、家庭内でスマートフォンやタブレットを持ち歩いても、端末を追尾して無線通信を安定化・高速化するという「ビームフォーミング」「ビームフォーミングEX」にも対応している(対応端末との5GHz帯での通信時のみ)。
本体サイズは幅185×高さ185×奥行き41mm(アンテナ、突起部を除く)。有線のGigabit Ethernet端子は5基(WAN×1、LAN×4)。USB 3.0ポート2基も備える。付属品はアンテナ、LANケーブル、ACアダプタ、USBポートキャップなど。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]