ニュース
4Way-GPU対応で独自CPUソケット搭載のX99マザーがASUSから登場
x16スロットを7基搭載
(2014/10/31 12:05)
x16スロットが7基のASUS製マザーがさらに登場、Intel X99搭載の「X99-E WS」が発売された。店頭価格は税込64,700円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
CPUソケットは同社独自のLGA2011-v3互換ソケット「ASUS O.C.Socket」を採用している。
PCIe 3.0 x16スロットを7基搭載、4-Way CrossFireX、4-Way SLIに対応
PCIe 3.0 x16スロットを7基備える同社製マザーボードとしては、Xeon E5シリーズ用のデュアルLGA2011-v3マザー「Z10PE-D8 WS」が発売済みだが、今回の製品はCore i7に対応したシングルCPUモデル。Core i7のほか、Xeonの搭載も可能とされている。
7基のPCIeスロットでは4-Way CrossFireX、4-Way SLIがサポート。PCIeが28レーンの下位CPUを搭載した場合でも、最大4基のスロットがx16モードで動作するというのが特徴だ。
LGA2011-v3版Core i7では、内蔵するPCIe 3.0インターフェイスのレーン数(帯域)がモデルによって異なり、上位モデルのCore i7-5960X/i7-5930Kでは40レーン、下位モデルのCore i7-5820Kでは28レーンとなっている。
下位CPUを搭載した場合、普通のマザーではCrossFireX/SLI構成時に帯域が不足する場合があるが、X99-E WSではCPUの上位/下位に関わらず、最大4基をx16モードで使用できるという。BUY MORE秋葉原本店によれば、この機能はPLX製チップにより実現されているとのこと。
なお、スロットを7基全て使用する場合の動作モードは、x16/x8/x8/x8/x8/x8/x8とされている。
メモリスロットはDDR4 DIMM×8で、最大対応容量は128GB。主な搭載機能・インターフェイスはGigabit Ethernet(2ポート、Intel I210-AT/I218-LM)、6Gbps SATA、6Gbps eSATA、SATA Express、M.2、USB 3.0、8チャンネルサウンド。
[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとBUY MORE秋葉原本店]