気分は超能力者？「視線」で隕石を打ち落とすゲームの体感デモが実施中

　「視線で隕石を打ち落とす」というユニークなゲームのデモがG-Tune:Garage 秋葉原店で実施中だ。店内に29日（土）に開設された「Tobii EyeX 体験コーナー」でプレイできる。

トビー・テクノロジーが開発したアイトラッキングシステム「EyeX」を利用したゲーム

眼力で地球を救え

ゲーム画面

EyeXのセンサーバー

キャリブレーション画面

プレイ方法

製品情報

　このデモは、トビー・テクノロジーが開発したアイトラッキングシステム（視線追跡技術）である「EyeX」と、それに対応したPCゲーム「Eye Asteroids」を組み合わせたもの。

　EyeXでは、ユーザーが視線を動かすことにより、マウスやゲームコントローラなどと同様の操作が行なえる。今回のデモ機では、視線を読み取るためのセンサーがディスプレイの下部に装着されている。

　Eye Asteroidsは、そのEyeXでプレイするシューティングゲームで、画面外から飛んでくる隕石に視線を合わせ、打ち落とすという内容。実際にプレイしたところ、思い通りに隕石が破壊でき、レスポンスや精度はかなり高い印象だ。

　センサーの調整も可能。キャリブレーションソフトでユーザーの目の高さや、ディスプレイとの距離を測り、センサーを最適化できる。なお、デモ機では、視線でマウスカーソルは操作できないが、対応ソフトを用意すれば可能とのこと。

　同店によれば、この体験コーナーでプレイできるゲームを今後増やす予定という。ちなみに、同社のWebサイトには、フィールド内をプレイヤーが走ったり、アイテムを持ち上げて投げたりするRPG「Son of Nor」のプレイ動画が掲載されている。

　なお、同店はEyeXの販売は行なっておらず、今後の販売予定もないとのこと。同社のWebサイトでは、センサー本体を含む開発キットが「期間限定」として95ドルで販売されている。

[撮影協力:G-Tune:Garage 秋葉原店]