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約5倍の耐久性を持つCrucialの新型SSD「MX200」が発売

2.5インチSATA、mSATA、M.2の3タイプ

SATAタイプ

 ライバル製品の約5倍の耐久性を持つというCrucialブランド(Micron)の新SSD「MX200」が発売された。在庫販売を確認したのは、2.5インチタイプが250GB、500GB、1TBの3モデル、mSATAタイプが250GB、500GBの2モデル、M.2 Type 2280が250GBの1モデル。各モデルの店頭価格(税込)は250GBが18,140円前後、500GBが32,400円前後、1TBが60,480~60,920円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 このほか、販売は未確認だが、M.2 Type 2280の500GBやM.2 Type 2260の250GB、500GBがラインナップされている。

同社のSSD「BX100」の上位モデル、1TBモデルのTBWは320TB

SATAタイプ
SATAタイプの価格(税抜き表記)
SATAタイプ
SATAタイプ
mSATAタイプ
mSATAタイプの価格(税込表記)
M.2タイプ
M.2タイプの価格(税抜き表記)
MX200 SATAタイプ 250GBのベンチ結果
M550 256GB(SATA)のベンチ結果

 MX200は、1月下旬に発売された同ブランドのSSD「BX100」の上位製品で、「1TBモデルにおいて、Intel・SAMSUNG・SanDisk製SSDに対し約5倍の耐久性を実現した」(Micron)という高い耐久性が謳われているのが特徴。

 TBW(総書き込みバイト数)は、250GBモデルが80TB、500GBモデルが160TB、1TBモデルが320TBとされており、1TBモデルの場合は1日175GB書き込んだ場合で5年間に相当するという。MTTF(平均故障時間)は150万時間。ちなみに、BX100のTBWは72TB。

 パフォーマンスもBX100を上回る。シーケンシャルアクセスはリード555MB/s、ライト500MB/s、ランダムアクセスはリード100,000IOPS、ライト87,000IOPSを公称する。

 2.5インチタイプは厚さが7mmで、9.5mm厚のドライブベイにも装着可能なスペーサーが付属。M.2タイプは基板の長さが異なる2種類(Type 2260/2280)が用意されている。

 発売開始にあわせて、ツクモeX.パソコン館では、在庫処分セールが行われている同社のSSD M550 256GBとMX200(SATAタイプ)250GBモデルのベンチマーク結果を公開している。

[撮影協力:パソコンハウス東映ツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店IIBUY MORE秋葉原本店]