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Intel純正のスティックPC「Compute Stick」がようやく発売
(2015/6/12 17:05)
製品の不具合などで発売が延期されていたIntelのスティックPC「Compute Stick(STCK1A32WFC)」がようやく発売された。店頭価格は税込22,450円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
当初は4月30日(木)に発売される予定だったが、十分な供給量を確保するために5月12日(火)に発売が延期。その後、一部ロットに不具合があることが判明し、再度発売が延期されていた。
発売に合わせて、店頭では初心者向けQ&Aガイドの掲示やパンフレットの配布が始まっている。
冷却ファンを内蔵したスティックPC、4コア/4スレッドCPUのAtom Z3735Fを搭載
Compute Stickは、サイズが103.4×37.6×12.5mmの超小型筐体に、4コア/4スレッドCPUのAtom Z3735FやWindows 8.1 with Bing 32bit、HDMIコネクタを搭載したスティック型のPC。
スティックPCとしてはマウスコンピューターの「m-Stick」、ドスパラの「Diginnos Stick」などに続く製品で、“Intel純正品”は初めて。本体はm-Stick(100×38×9.8mm)より一回り大きいものの、冷却ファンが内蔵されており、長時間使用する際や、高負荷時などでの安定動作が期待できる。
また、Linux(Ubuntu)搭載モデルの「STCK1A8LFC」が用意されているのも特徴。メモリ・ストレージ容量はWindowsモデルより小さいが、より低価格で提供される。
メモリ容量はWindowsモデルが2GB、Linuxモデルが1GB、ストレージ容量はWindowsモデルが32GB、Linuxモデルが8GB。
主な搭載機能・インターフェイスはHDMI 1.4a、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0、USB 2.0(標準A端子)、Micro USB(電源用)、microSDカードスロット。
付属品はHDMI延長ケーブル、ACアダプタ(5V/2A)、電源用USBケーブルなど。