ニュース

Intel純正のスティックPC「Compute Stick」がようやく発売

 製品の不具合などで発売が延期されていたIntelのスティックPC「Compute Stick(STCK1A32WFC)」がようやく発売された。店頭価格は税込22,450円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 当初は4月30日(木)に発売される予定だったが、十分な供給量を確保するために5月12日(火)に発売が延期。その後、一部ロットに不具合があることが判明し、再度発売が延期されていた。

 発売に合わせて、店頭では初心者向けQ&Aガイドの掲示やパンフレットの配布が始まっている。

冷却ファンを内蔵したスティックPC、4コア/4スレッドCPUのAtom Z3735Fを搭載

製品パッケージ
パンフレット
側面
iPhone 5sとの比較
初心者向けのQ&Aガイド

 Compute Stickは、サイズが103.4×37.6×12.5mmの超小型筐体に、4コア/4スレッドCPUのAtom Z3735FやWindows 8.1 with Bing 32bit、HDMIコネクタを搭載したスティック型のPC。

 スティックPCとしてはマウスコンピューターの「m-Stick」、ドスパラの「Diginnos Stick」などに続く製品で、“Intel純正品”は初めて。本体はm-Stick(100×38×9.8mm)より一回り大きいものの、冷却ファンが内蔵されており、長時間使用する際や、高負荷時などでの安定動作が期待できる。

 また、Linux(Ubuntu)搭載モデルの「STCK1A8LFC」が用意されているのも特徴。メモリ・ストレージ容量はWindowsモデルより小さいが、より低価格で提供される。

 メモリ容量はWindowsモデルが2GB、Linuxモデルが1GB、ストレージ容量はWindowsモデルが32GB、Linuxモデルが8GB。

 主な搭載機能・インターフェイスはHDMI 1.4a、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0、USB 2.0(標準A端子)、Micro USB(電源用)、microSDカードスロット。

 付属品はHDMI延長ケーブル、ACアダプタ(5V/2A)、電源用USBケーブルなど。

[撮影協力:ドスパラパーツ館オリオスペック]

[Amazonで購入]