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Braswell版Pentium搭載のMini-ITXマザーが登場、SATA×4基

ASRock「N3700-ITX」、SATA×4基のCeleron搭載モデルも発売

 Braswell版Pentiumを搭載したマザーボードが初登場、ASRockのMini-ITXマザー「N3700-ITX」が発売された。3画面出力に対応するほか、4基の6Gbps SATAも備える。店頭価格は税込16,400円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 このほか、Celeron N3150や4基の6Gbps SATAを搭載したMini-ITXマザーボード「N3150-ITX」も同時に発売されている。こちらの店頭価格は税込12,300円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

TDP 6Wで4コア/4スレッドのPentium N3700を搭載、ベースクロック1.6GHz

 N3700-ITXは4コア/4スレッドCPUのPentium N3700を搭載したMini-ITXタイプのマザー。Pentium N3700はIntelの新世代SoCであるBraswellの最上位で、先月搭載マザーが登場したCeleron N3150などの上のグレードだ。

 Pentium N3700の主なスペックは、クロックがベース1.6GHz、バースト2.4GHz、2次キャッシュ容量2MB、TDP 6W、SDP 4W。内蔵GPUはIntel HD Graphics(ベース400MHz、バースト700MHz)。

 N3700-ITXの冷却システムは、ヒートシンクのみによるファンレス仕様。DisplayPort、HDMI、DVIの3つの映像端子によるトリプルディスプレイ構成が可能なほか、Pentium N3700と追加チップ(ASMedia ASM1061)による計4基の6Gbps SATAポートも備えている。

 スロット数はPCIe 2.0 x1×1、Mini PCIe×1、DDR3/DDR3L SO-DIMM×2(最大16GB)。主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort 1.1a、HDMI、DVI-D、Gigabit Ethernet、6Gbps SATA、USB 3.0、7.1チャンネルサウンド。

 ただし、先月の同社製マザーと同様に、対応OSが64bit版Windowsのみ(Windows 10 64bit/8.1 64bit/7 64bit)とされている点には注意が必要。

 このほか、Pentium N3700搭載のモデルはmicroATXフォームファクタの「N3700M」がラインナップされており、7月に発売される予定。

[撮影協力:ドスパラパーツ館パソコンハウス東映]

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