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ASUS R.O.G.シリーズのSkylake対応モデルが2機種発売
スタンダードの最上位「Z170-DELUXE」も登場
(2015/8/12 20:35)
ASUSのオーバークロッカー/ゲーマー向けマザーボード「R.O.G.」シリーズに最新チップセット「Z170」搭載モデルが登場した。
今回発売されたR.O.G.シリーズの製品は「MAXIMUS VIII HERO」と「MAXIMUS VIII RANGER」の2モデル。また、無線LANやM.2変換アダプタ2種を同梱したスタンダードシリーズの最上位モデル「Z170-DELUXE」も発売されている。
店頭価格はMAXIMUS VIII HEROが税込37,580円前後、MAXIMUS VIII RANGERが税込31,100円前後、Z170-DELUXEが税込47,300円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
R.O.G.シリーズはMAXIMUS VIII HEROとMAXIMUS VIII RANGERの2モデルが登場
MAXIMUS VIII HEROとMAXIMUS VIII RANGERは、どちらもオーバークロック/ゲーム向けシリーズの「R.O.G.」に属するモデルで、MAXIMUS VIII HEROはハイコストパフォーマンスモデル、MAXIMUS VIII RANGERはエントリーモデルとなっている。
両者の違いは対応メモリ速度(HEROはDDR4 3733MHz対応、RANGERはDDR4 3400MHzまで)、増設SATAポートの有無(HEROのみASMedia ASM1061搭載)など。
ゲーム向け機能には特に違いはなく、ゲームによるネットワーク通信の優先度を上げる「GameFirst III」や、サウンド機能にジッターを排除するクロックジェネレーター、ポップノイズ防止リレーなどを追加したSupremeFXの最新版「SupremeFX 2015」、キー入力の反転機能を追加したUEFIによるキーボードマクロ「KeyBot II」、メモリの一部をSSDのキャッシュに割り当てることでSSDの読み書きを高速化するソフトウェア「RAMCHCHE」などを搭載している。
両モデルの主な搭載デバイスは、DisplayPort・HDMI出力、DDR4メモリスロット×4、1000Base-T LAN(Intelコントローラ)、8chサウンド、SATA Express、M.2、USB 3.1 Type-A/Cなど。拡張スロットはPCI Express x16×2(x16/x0、またはx8/x8で動作)、PCI Express x4×1(x16形状)、PCI Express x1×3で、2Way SLIや3Way CrossFireXといったマルチGPU機能に対応している。
スタンダードシリーズからは機能満載の最上位モデル「Z170-DELUXE」が登場
Z170-DELUXEは、スタンダードシリーズの最上位。「すべての自作PCユーザーがターゲット」がコンセプトのモデルで、オンボードサウンドで業界最小の電流ノイズを実現したという「Crystal Sound 3」や、ワンクリックでOCとファンの設定が行なえる初心者向け機能「5-Wayオプティマイゼーション」などを搭載するほか、信頼性の高さを示す同社基準「5X PROTECTION II」が謳われている。
このほか、付属するM.2 変換アダプタによるデュアルM.2やU.2 SSDの利用、UEFIでF1~F12キーへの機能の割り当てが可能な「Key Express」、LEDによるイルミネーション「Lightning Control」といった機能を備えている。
主な搭載デバイスはDisplayPort・HDMI出力、DDR4メモリスロット×4、デュアル 1000Base-T LAN(Intelコントローラ×2)、IEEE802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.0、8chサウンド、SATA Express、M.2、USB 3.1 Type-A/Cなど。拡張スロットはPCI Express x16×2(x16/x0、またはx8/x8で動作)、PCI Express x4×1(x16形状)、PCI Express x1×4で、2Way SLIや3Way CrossFireXに対応している。
このほか、パッケージにはM.2スロットが増設できる拡張カード「Hyper M.2 X4ミニカード」や、2.5インチNVMe SSDが接続できるようになるU.2 - M.2変換アダプタ「Hyper Kit」が同梱されている。
[撮影協力:ツクモパソコン本店とドスパラパーツ館とツクモeX.パソコン館]