トライバンド対応の高機能ルーター「RT-AC3200」が発売、ASUS製

　トライバンド対応のハイエンド無線LANルーターがASUSからも登場、「RT-AC3200」が発売された。店頭価格は税込37,980円前後（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

最適な周波数に自動で切り替える「スマートコネクト技術」を搭載

　RT-AC3200はIEEE 802.11ac/n/a/g/b準拠の無線LANルーター。6本のアンテナを備え、5GHz帯のIEEE 802.11acでは最高1,300Mbps、2.4GHz帯のIEEE 802.11n（TurboQAM使用時）では最高600Mbpsの転送速度に対応する。

　5GHzは2バンド、2.4GHzは1バンドの、計3バンド（トライバンド）を同時に使用できるのが特徴。5GHz帯のスマートフォンやノートPCなどの端末を2台同時に接続しても、高速通信が可能としている。複数台の端末を同時に使用する、オフィスなどの環境にも最適という。

　また、端末の信号強度や接続速度を計測し、最適な周波数に自動で切り替える「スマートコネクト技術」が搭載。例えば、5GHz帯で接続していても、2.4GHz帯の方が速いと判断した場合は、2.4GHz接続に自動で切り替わるといい、この機能により無線LANのパフォーマンスが最高で39%向上するという。

　このほか、端末の位置を検出し、狙い撃つように電波を飛ばすという「Ai Radar」や、トレンドマイクロの技術によるセキュリティ機能「AiProtection」などが搭載されている。USBポートも備えており、HDDやプリンタなどの機器をネットワーク経由で使用できる。

　本体サイズは幅290×奥行き188×高さ58mm（アンテナを除く）。質量は1,020g。インターフェイスはGigabit Ethernet×5（WAN×1、LAN×4）、USB 3.0×1、USB 2.0×1を備える。付属品はACアダプタ、LANケーブルなど。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]