ニュース

総額180万円越えの超弩級PCがデモ中、
Xeon 56スレッド+メモリ192GB+TITAN X×4枚など

電源は合計2,000Wでコンセント2系統

(10/17 21:09更新)CPU使用率100%状態の写真を追加。

 14コア/28スレッドのXeon E5シリーズやGeForce GTX TITAN X×4枚などを搭載した超弩級PCが、ツクモパソコン本店II地下1階でデモ中だ。同店によると、PCパーツの総額は税込180万円を超えるという。

 デモの期間は17日(土)まで。展示最終日の17日(土)は、CPU使用率が100%になるようなデモを行っていた。

個々のスペックはどれも桁違い、電源供給は別系統のコンセントを2つ利用

デバイスマネージャー(縦画面表示)
タスクマネージャーのCPU表示
GeForce GTX TITAN X×4枚
GeForce GTX TITAN X×4枚
メモリ容量
CINEBENCH R15のスコア
1,000W電源×2台
電源は2カ所から取っている
ケース前面
ケース背面
CPU使用率100%の状態
「SETI@home」に参加

 「メーカーから一部のパーツを借りたから作ってみた」(同店)という今回のPC。マシンスペックは、CPUが合計28コア/56スレッド、メモリが合計192GB、ビデオカードがGeForce GTX TITAN Xを4枚搭載など、個々のスペックはどれも桁違い。さらに電源はリダンダント電源1,000W×2台を使用。1系統から1,500W以上の電源は取れないため、PC×1台のために2系統のコンセントから電源を取るという一般家庭では考えられない環境だ。

 同店によると、今回のPCは「GTX TITAN Xで4Way SLI環境を構築しても、拡張スロットが3本使える」点が大きな特徴で、4K動画編集などでニーズがあるという。

 PCの主な仕様は、CPUがXeon E5-2697 v3(14コア/28スレッド)×2個、メモリがセンチュリーマイクロ DDR4 Registered ECCタイプ(合計192GB)、起動ドライブ Intel SSD 750シリーズ 400GB、マザーボード Supermicro X10DRG-Q(ベースキット「SYS-7048GR-TR」に組み込み済み)など。

 これだけのスペックを持ったPCを目にするチャンスはあまり無いので、PC自作ファンは店頭で確認してみるといいだろう。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]