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小型筐体にCore i5やGTX 960を搭載、
ZOTACの「ZBOX MAGNUS EN970」が発売

HDMI 2.0×4基、実売13万円以上

 Core i5やGTX 960を搭載したZOTACの小型ゲーミングPC自作キット「ZBOX MAGNUS EN970」が登場、「ZBOX-EN970-J」が国内代理店のアスクから発売された。店頭価格は税込132,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 このほか、アスクはメモリ8GBとSSD 120GBを搭載したモデル「ZBOX-EN970-P-J」を用意している。

Core i5-5200Uや192bit GDDR5 3GBメモリ版のGTX 960を搭載

 ZBOX MAGNUS EN970は、幅203×高さ52.5×奥行き210mmの小型筐体を採用したPC自作キット。コンパクトながら、Core i5-5200U(2コア/4スレッド、ベース2.2GHz/ブースト2.7GHz)とGeForce GTX 960を搭載するハイスペックが特徴で、ZOTACは「究極のゲーミングミニPC」とアピールしている。

 アスクによれば、搭載されているGTX 960は高スペックのモデルで、CUDAコア数が1,280、メモリが192bit GDDR5 3GBという。ビデオカードに搭載される通常のGTX 960は、CUDAコア数1,024、メモリが128bit GDDR5 2GB。今回のモデルは、ノートPC向けのGeForce GTX 970Mに近い仕様となっている。

 機能・拡張性も小型PCとしては高く、4基のHDMI 2.0端子により4画面出力に対応するほか、2台の2.5インチHDD/SSDが内蔵可能(6Gbps SATA接続)。M.2スロットも備える(ZBOX-EN970-P-JではSSDで使用済み)。メモリスロットはDDR3L SO-DIMM×2(最大16GB)。

 主な搭載機能・インターフェイスはHDMI 2.0(4基、4K/60Hz対応)、Gigabit Ethernet(2基)、無線LAN(IEEE 802.11ac/b/g/n)、Bluetooth 4.0、SDカードスロット、USB 3.0(4基)、USB 2.0(2基)、ヘッドホン・マイク端子。

 電源は付属の180W ACアダプタ。このほか、電源ケーブル、無線LANアンテナなどが付属する。

[撮影協力:ツクモパソコン本店パソコンショップ アーク]