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Samsung「SSD 950 PRO」の512GBモデルが登場、チップは片面実装

公称リード2.5GB/s・ライト1.5GB/sの超高速M.2 SSD

 Samsungのコンシューマー向けNVMe SSD「SSD 950 PRO」の512GBモデル「MZ-V5P512B」が発売された。店頭価格は税込51,800円前後(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

 11月末に発売された256GBモデルと同じく、搭載チップは片面実装となっている。

M.2 Type 2280型のNVMe SSD、リードは公称2.5GB/s

前モデルにあたるSM951 512GBモデル(上)とSSD 950 PRO 512GB(下)の比較、SSD 950 PROの裏面にはチップが実装されていない。

 SSD 950 PROは、M.2 Type 2280型のNVMe 1.1対応SSD。インターフェイスはPCIe 3.0 x4で、同社が開発した3次元(積層)NANDフラッシュ「V-NAND」や、独自のコントローラー「UBX」が搭載されている。

 512GBモデルの公称値はシーケンシャルリードが2,500MB/s、ライトが1,500MB/s、4KBランダムリードが300,000IOPS、ライトが110,000IOPS。256GBモデルよりも1~2割ほど高速。

 また、前モデルにあたる同社のNVMe SSD「SM951」の512GBモデルはチップが両面に実装されていたが、SSD 950 PROの512GBモデルはチップが片面実装となっている。

 メーカー保証は5年間で、TBW(総書き込み容量)は400TB。熱によるトラブルを防ぐ「ダイナミックサーマルスロッティングプロテクション」機能を搭載しており、内部温度が70度を超える高温環境になった際に、転送速度を抑制することで熱暴走とデータの破損を防ぐ機能を備えるという。

 そのほかの仕様は、キャッシュメモリが512MB、MTBF(平均故障間隔)が150万時間、消費電力が平均5.7W/最大7W。

[撮影協力:オリオスペックツクモパソコン本店IIドスパラパーツ館BUY MORE秋葉原本店]

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