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筐体が大きく変形するPCケース「H-Tower」のR.O.G.版が国内初展示

可動部はモーター制御、スマホで開閉の操作が可能

※(12/12 22:35)変形時の動画を追加

 モーターでパネルやシャーシなどが動き、大きく変形するIN WINのPCケース「H-Tower」が店頭に登場、ツクモDOS/Vパソコン館で展示中だ。

 同店で12日(土)に実施されたイベント「ASUS ROGでゲーミング三昧!!」において、H-TowerのASUS R.O.G.認証モデルが展示。イベントは13日(日)も行なわれる。同店によれば、日本で製品が公開されるのは初めてという。なお、発売時期や予価は未定。

筐体が大きく変形するPCケース、開閉操作はスマホでも可能

 H-Towerは、E-ATXマザーボードにも対応した大型のゲーム向けPCケースで、筐体が大きく変形するギミックが特徴。外側が、8つに区切られたアルミ製パネルで構成されており、それらが開いた後、内部のシャーシが倒れて仰向きになるという、非常に大掛かりなものだ。

 可動部はモーター制御で、PC用とは別の専用電源が内蔵されている。開閉操作は、本体に用意されているボタンや、Bluetoothを介してスマートフォンやタブレットで行なえる。

 また、照明用のLEDに加え、安全確認用の赤いレーザーライトを備えているのもユニーク。パネルが開く前に、レーザーライトによってパネルの可動範囲を線で示し、その内側に障害物があることなどをユーザーに知らせる。もし障害物があった場合は、本体の非常停止ボタンで動作を止めることができる。

 なお、可動部については、96時間の動作テストを行なっているという。

 カラーリングは、通常モデルが「Titanium & Black」、R.O.G.モデルが「Black & Red」。本体サイズは、パネルを閉じた状態で高さ617×幅322×奥行き502mm、開いた状態で高さ620×幅680×奥行き785mm。重量は24.33kg。

 対応マザータイプはE-ATX、ATX、microATX。ドライブベイはシャドウベイのみで、3.5インチ×1、2.5インチ×4を備える。拡張カードスロットは8基。

 サポートする冷却パーツは、トップ120mmファン(3基)、360mmサイズ水冷ラジエーター、高さ200mmまでのCPUクーラー。ビデオカードは長さ340mmまで、電源は奥行き230mmまでのモデルに対応する。

【IN WIN「H-Tower」ASUS R.O.G.認証モデルの変形の様子】

[撮影協力:ツクモDOS/Vパソコン館]