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水冷ユニット付属の超弩級ノートPC「ROG GX700VO」が発売、ASUS製

収納用のスーツケースが付属、価格は税込593,800円

 外付けの大型水冷ユニットが付属し、オーバークロックも可能というASUSの17.3インチゲーミングノート「ROG GX700VO(GX700VO-GC009T)」が発売された。OC対応のCore i7 Kシリーズや、GTX 980が搭載されている。店頭価格は税込593,800円前後(一部ショップは10%ポイント還元付き)。

 販売ショップは、ツクモDOS/Vパソコン館ソフマップ 秋葉原 本館パソコンショップ アークなど。ツクモDOS/Vパソコン館ソフマップ 秋葉原 本館では展示デモが始まっている。

17.3インチ/フルHD液晶搭載のゲーミングノートPC、水冷ユニットが無くても動作

 ROG GX700VOは、モバイル向けCPUのCore i7-6820HKや、デスクトップ向けGPUのGeForce GTX 980、32GB DDR4-2133メモリ、RAID 0構成の512GB SSD(256GB×2、NVMe接続)を搭載したゲーム向けノートPC。ディスプレイは17.3インチのIPSタイプで、解像度は1,920×1,080ドット。

 前述の高いスペックに加え、高性能を謳う着脱式の水冷ユニットが付属するのが大きな特徴。同社はROG GX700VOについて、「世界初の水冷ゲーミングノートPC」としている。

 水冷ユニットは、ラジエーターとファンを各2基内蔵した大型のもので、ノートPCの後部に装着して使用する。冷却性能については、水冷ユニットを使用しない場合との比較で、CPUを約31%、GPUを約33%、低い温度で動作させることが可能としている。

 同社は、水冷ユニットの高い冷却性能により、OC状態でも高い安定性を実現したとアピール。OC時にCPUは4GHzで、メモリは2,800MHzで動作するとしているほか、GPUについては、通常より20%高いパフォーマンスを安定して引き出せるとしている。

 OCなどの設定は同社製ソフト「ASUS Gaming Center」で可能。ソフトはキーボードの操作によりワンタッチで起動できるという。

 なお、水冷ユニットは必須ではなく、装着せずにノートPC単体で使用することも可能。また、水冷ユニットが完全に接続されていない場合などに、アラーム音で知らせる機能も備えている。

 本体サイズは幅429.2×奥行き309.9×高さ35mm(最大部)。質量は約3.6kg。内蔵バッテリーによる動作時間は約3時間。

 機能面については、NVIDIA G-SYNCに対応し、またThunderbolt 3対応のUSB 3.1 Type-Cポートも備える。光学ドライブは非搭載。

 入力デバイスについては、30キーの同時認識に対応するというゲーム用キーボード(英語配列)を搭載するほか、解像度5,000dpiの同社製ゲーミングマウス「ROG Sica」が付属する。

 また、ノートPCと水冷ユニットが収納できるスーツケース「ROGコマンドケース」が付属しており、持ち運びも可能としている。

 なお、20日(土)と21日(日)にツクモDOS/Vパソコン館で開催されるイベントで、ROG GX700VOも紹介される予定。

[撮影協力:ツクモDOS/Vパソコン館ソフマップ 秋葉原 本館]